夫が認知症を発症してからかれこれ13年が経つ
夫は私が自分の奥さんだとはもはや分からない
で、それがなにか?と思える位私も逞しくなった
夫が穏やかな表情をしていればそれで全てOKと思える位逞しくなったのだ
喜ぶことなのか、悲しむことなのか世間的には分からないけれど、私としては大いに喜んでいるのでそれで良い
そんな夫であるが、たまには、私を奥さんだと認めてくれる瞬間がある
事実、そうなのかどうかは本人がしゃべらないから正確ではないが、私がそう感じる瞬間があると言う事だ
そんな嬉しい瞬間は、病気の進行と共に、次第に少なくなって来た
いつも傍に居る人、居てくれて居心地が良い人、と言う感覚はあると思う
しかし、それは、相性の良い職員さんやそうでない職員さんとの違いと変わらないような気がする
今日の夫は一味違っていた
明らかに私を見て、自分の奥さんだと認識してくれた
それは顔全体でそう表現してくれるのだ
特に、目
目がそう語っている
柔らかい表情で、笑ってくれて、そして、じわーっと涙が出てくる
明らかに大好きなmomoさんに出会えた表情なのだ
あ~、お父さん久しぶりだね、momoさんだよ私も、本物の夫との久しぶりの逢瀬に感動する
急いでパチリ!

残念、実物はもっと良い表情だったんだけどね!
blogを再開されてたのね。
3人目のお孫ちゃん、おめでとうございます。
私はおぱあちゃんにはなりませんでした。
結婚したら夜に別れなくていいんだね、と大昔に夫と話した事が思い出されました。
苦悩のから愛おしくなった夫と穏やかに過ごした日々が思い出されます。
今の私の人生にもう辛い事はない、と勝手に思ってましたが神様は甘くないです。
生きている限り試練はありますね。
私自身のことなら耐えられると思いますが子供だけには私のような試練を味あわせたくないです、が〜。
ご主人様が変わりなく過ごされてる様子を読ませて頂いてホッとしています。
また伺います。