訪問看護の日。
毎週来て下さるSさんとは、すっかり親しくなった。
恒例の摘便をしてもらうと、山盛りの排せつ物が出てきた。
食べている証拠だ。
この数週間は、火曜に摘便をしてもらった後、3日間は出ないで、土曜から少しづつ出る様になっている。
一度にまとめて出てくれたら一回で済むのに、多い日は一日に4~5回も、ちびちびと出る。
日曜日は、誰も来ない日なので、その仕事は私が一人でやらなくてはならない。
幸い、5年間もの間、施設の職員さんがオムツ替えをしているのを見てきたので、やり方は分かっている。
身体をあっち向きとこっち向きに転がして、半分オムツを差し込んで反対側から引っ張り出すと、意外と簡単にできる。
とは言え、一日に4回も5回もされると、
また?と思って嫌になる。
オムツの消費も、おしりふきの消費も早くなる。
いいとこどりだけ出来た施設とは違って、在宅介護は、臭いとこにも蓋が出来ない。
気が付かない振りをするのも、限度があるため、仕方なくやらなくてはならない。
オシッコガ漏れて、シーツも衣類も全部替えなくてはならない時もある。
手足が固まっている夫に、一人で着替えをさせるのは、とても大変。
そんな話をSさんにしていると、もう一回訪問看護を増やして、週に二回摘便すれば、それ以外の日は出なくて済むだろうと言う話になった。
それが実現すれば、とてもとてもありがたい。
H先生が、暖炉が点く季節までいけそうだと言われた話をして、長期戦の計画を練り直そうと言うことになった。
Sさんは、その場でケアマネさんに電話して、計画練り直しを進言された。
来週、じっくり練り直す。
要は、どうしたら私が楽が出来るかと言うこと。
体力と気力の温存。
そして、夫が家にいる事が嫌にならないこと。
これが一番大事かな。
どうなりましたか?
長期戦?になりますね。