3月28日の予感は的中し、その夜、ヒロくんは、怒りました。
久しぶりの事です。
すっかり過去のものとなった筈の
深夜の怒りに私は怯えました。
また・・・・また・・・・・始まるのか?
もう、いや。
もう、無理。
もう、耐えられない。
その夜の怒りは、昨年の
地獄の怒りと比べると、可愛いものです。
でも、「ひどいよ」「どうして」と、恒例の台詞を言いながら、ベッドを蹴ったりします。
体力的には回復している私ではありますが、もはや、
夜勤をする気力など復活するわけもなく、そのままじっと横になっていると、彼は怒りが嵩じるのか、叩いてきました。
メグちゃんもターゲットとなりました。
あ~・・・・もう、ダメか・・・・・
私は、大きく、大きく、大きく、落胆しました。
1月20日の奇跡の回復以来、ずっと調子が良かったけれど、私は、密かに心に決めていた事があります。
「夜、眠れなくなったら、今度は直ぐに病院に入ってもらおう」と。
二度と夜勤をする体力、気力は復活しないだろうし、仕事に復帰した以上、お昼寝をする時間も取れません。
だから・・・・「夜の眠り」は最初で最後の砦でした。
3月28日、この砦が一気に崩壊しました。
あ~あ・・・・・
本当に、心から・・・・あ~あ、でした。
でも、この夜の怒りは、ほんの30分で収まりました。
そして、彼は、とても申し訳なさそうに「すみませんでした」「ごめんね」と言って、ベッドへ入りました。
そして、その翌晩。
彼は、2度、夜中に目を覚まして15分ほど、ウロウロしていましたが、怒りはなく、しばらくするとおとなしく眠りに着いてくれました。
でも、確実に眠りの質が変わってきたのです。
安心して熟睡してくれていたこの2ヶ月とは、違う眠りになってきたことは間違いありません。
奇跡の2ヶ月に終息が訪れることは間違いなさそうです。
どうしようか?
いえ、迷った訳ではありません。
次にK2病院の外来予定はまだまだ先の4月10日です。3月13日に行った時には、とても調子が良くて順調だったので、次の予約は4週間後と言う事になっていました。
とてもそれまで待つことは出来ません。
K2病院にTELをして、外来の受診をお願いしました。
その日の午後に受診可能となったので、私はNホームにいるヒロくんを迎えに行きました。
ケアマネYさんにも、その時の気持ちを話しました。
夜眠れない状態が続くなら、今度は早めに入院してもらおうと思います。
ちょうどまた、昨年の今頃と同じ様な状態に戻った様な気がしています。
もし、これからまた、同じ様な経過を辿るなら、とても耐えられないし、本人も可哀想だから、早めに入院させる方が、お互いの為になると思います。
もう、やれるだけの事はやったので、後悔はないです。そう、この時点の私は、確実にそう思っていたのです。
続く・・
なぜって?八日のコメントが夜中だったから・・
もしかしてヒロさん疲れて興奮して眠れないのか?それとも寝ている横でmomoさんがパソコンを開いたのか?
本当に辛いですね。でも、どんなことをしても後悔は、ついてきます。それでしたら自分の思うように信じる様にしてください。神様は、きっと見ててくれますよ。
メグちゃん
お父さんを、こわがらないでね、その時は隠れていてね