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いつでも里親募集中

駐車場の入り口で、一台のバイクが止まっていた。


勤務を終えて、ちょうど家路に着く職員さんだった。


そのお兄さんは、メグちゃんが大好き。


私が、メグちゃんを抱っこして車から降りるのを待っていた。


「メグちゃん、メグちゃん。」


そう言いながら、お兄さんは、メグちゃんの頭をぐるぐる撫で回した。


「一日一回は、メグちゃんを触らないとね。」


お兄さんは、満足そうに寒風の中を帰って行った。


嬉しそうなお兄さんの顔を見られて、私も嬉しかった。


建物の中に入って、エレベーターの前で待っていると、扉が開いて、何人かのおばあちゃんが降りてこられた。


夕食の時間なので、皆が食堂に集まる時間なのだ。


メグちゃんを見かけると、殆どの人が、笑顔になる。


「可愛いねぇ。」


「おや、また来たの?」


「お父さんが待ってるよ。」


口々に声を掛けて下さる。


中には、立ち止まってメグちゃんを触っていく人も居る。


家で犬を飼っていた方かもしれない。


おばあちゃんたちに可愛がられている間に、待っていたエレベーターが、また上がって行ってしまった。


再び降りてくるまで待っていると、今度は一人のおじいちゃんが杖をついてゆっくりゆっくりと降りてこられた。


足元を見ながら後ろ向きに下りてくる。


おじいちゃんの表情は、とても固い。


漸く降りて、こちらを振り返り、そこにメグちゃんが居るのを見ると、おじいちゃんの顔がパッと笑顔に変わった。


素敵な笑顔だ。


こうして、私は、メグちゃんのお陰で、3Fの夫の部屋に辿り着くまでに、沢山の笑顔に出会うことが出来る。


笑顔・・・・それは人の心を解きほぐし、幸せを振りまく魔法の力を持っている。


メグちゃん、ありがと!



029いえいえ







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