昨年の今日も、爽やかな日だった。
夫が、今のホームに入って、今日でちょうど一年が経つ。
火曜日。
送り届けられた夫は、珍しく助手席に座っている時から、しっかりと目が開いていた。
付き添いの若いお姉さんの顔をじっと見ている。
階段の上から、「お父さ~ん、お帰り」と呼びかける私には目もくれず、じっとお姉さんの顔を見て、そして、笑った。
お姉さんが、「あっち、あっち」と階段の上を指差しても、夫はお姉さんから視線を外さない。
う~ん・・・これは、夫が健康男子なら、「何処見てんのよ!」とクレームが付く所だけど、今の夫の特権として、どこに視線が向いていようとも、笑っていれば、全てOK。
皆が幸せな気分になれる。
この一年、本当に早かった。


そして・・・・
とても良い一年だった。
ほっとする言葉です。
アドバイス頂いたとうりしばらく冬眠してました。
接客業ですので人間関係は避ける事が出来ませんが、脆くなった自分を痛感してます。
夫の病状が安定しており、介護に慣れてきた故の贅沢な悩みかもしれません。