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いつでも里親募集中

目標

私が不在だった2日前、長男一家が夫の部屋へ行った時の話です。


食堂で夕食を食べさせてもらっていた夫の表情は、いつも通りだったらしい。


いつも通り、と言うのは、おそらく目が閉じられているか、眉間に皺が寄っているか、だろうと思う。


夫の隣に座っていたおばあちゃんが、赤ちゃんが大好きで、まーくんを可愛がってくれたらしい。


赤ちゃんと言うのは、そこに居るだけで空気を和ませる魔法使いだ。


食事が終わって、職員さんに車椅子を押してもらって、一緒に部屋に帰った時、夫は笑ったらしい。


「職員さんが、こんなに笑う事は珍しいって言ってた。」と息子が言う。


更なる奇跡は、職員さんが部屋を出た後に起きた。


しばらく普通の顔で過していた夫は、カメラを向けると・・・


何故か大笑いした。


声を出して笑った。


嬉しそうに、楽しそうに笑った。


息子から、そんな報告を聞いた時、にわかには信じられなかったけれど、


天にも昇るような嬉しさが込み上げて来た。


短い時間でも、息子一家と過した夫が、そんなに大きな声で笑うほど、「快」を感じてくれたことが、本当に本当に嬉しかった。


その場に居られなくて残念だったけれど、後から見せてくれた写真で、それは間違いない事実だと分かった。


夫は、本当に本当に嬉しそうに笑っている。


写真から、夫の笑い声が聞こえてくる。


あまりに良い顔なので、目隠しはほんのちょっとにしておこう。



ひろしぶんえがお


あ~・・だけど、残念・・・まーくんがよそ見している。





以前、mikiさんから、「笑顔のツーショットが撮れると良いですね」と言われた時、内心、「それは無理でしょう・・」と思ったけれど、もしかしたら・・・いけるかも。




新たな目標が出来た。











でばん07127



コメント

新しい目標ができて よかったですね。
偶然、私も目標できました。

本当の意味での ケアマネデビューです。今までも一生懸命やってきたつもりですが、心機一転です。(笑)

momoさんと ちょっとすねてるメグちゃんに負けないように頑張ろうと思っています。

楽しそうな口元がご主人の気持ちを表しておられますね。

よかったですね。わたしもうれしいです。

奥深いですね!

私が今回の介護体験をとおして学んだことは、「人間はひとりひとり違う。まったく同じ人はいない」ということです。

2000年、2001年、つまり私の介護が始まった年、父が亡くなった年なのですが、その頃の周囲の人がとった行動が今なお私を苦しめています。それ以降も周囲の行動に苦しめられ続けました。

偏見による行動は「人間の意識」がなすものなので始末が悪い。似た行動をとる人はいても微妙に違う。まったく同じ人はこの世に存在しません。

個人と個人の問題の解決がこんなに難しいのだから、国と国、民族と民族、まして宗教がからんだらとてつもなく難しいだろう。何年も前にそう思いました。

だから、認知症の人の行動がひとりひとり異なるのもうなずけます。潜在的な意識が表にでてくると思えばうなずけます。ただ、その人の本質は残る。父も母も「思いやりや感謝の心」は残っていましたから、私は介護を続けられたのです。「他者に恨まれることのない」両親だったことに、感謝、感謝です。

「受けた恩はしっかり返してきた」両親ですから、「命を授けてくれ、まっとうに働いて育て上げてくれた」恩はしっかり返しました。父が私の大学進学の希望をかなえてくれたことはありがたかった。チャレンジ精神や向上心や探究心などが私の根底にあるのはあそこで希望をくじかれなかったからでしょう。学園紛争世代ですから、歴史や社会に翻弄もされましたが、自分がどういう人間かを学んだのも大きかったと思っています。

まあくんがよそ見をしていても、「君の存在がおじいちゃんの笑顔をうみだしたよ」といえる証拠写真ですから、本当によかったですね。長男さんご夫婦がその笑顔の目撃者ですから、長男さんご夫婦にとって最高の思い出になるでしょう。

「絶望の病」といわれていた認知症が、本当はとてつもなく奥深いものだと体験した人も多いはずです。momoさんが絶望の淵から生還されて本当によかったと心から思います。

まだ道半ばですから!ね。


追加

「momoさんが」と書きましたが、「momoさんとご主人様が」と訂正しますね。おふたりとも一時は「絶望感」の虜でしたが、おふたりともそこから抜け出せたと思います。

どんなときでも面会に通い続けた「ご褒美」だと思います。あとに続く方への「あきらめないことが大切だ」という力強いメッセージになりますね。

らんさん

介護家族にとって、どんなケアマネさんと出会えるかは、とても重要な事です。

らんさんは、ケアマネさんとして、新たな一歩を踏み出されるのですね。

頑張って下さい!どこかで苦しんでいる家族が、らんさんとの出会いで、心が楽になれることを祈ってます。

メグちゃんと一緒に、心から応援してます!あ、あまりすねない様に言い聞かせておきますね。

mikiさん

お久しぶりです。

素敵なご両親に育てられ、その恩にも報いることが出来たと思われること、素晴らしいですね。

私はと言うと、徐々に体が思うに任せなくなっている91歳の母にさえ、傍に行ってお手伝いする事もままならず、恩返しには程遠い生活です。

せめても出来る恩返しは、私自身が幸せに生きること・・・・・そして、親から受けた恩を、子供や孫に回すこと・・・・今は、そんな風に思ってます。

だから、母がまだ元気で頭もしっかりしている内に、落ち着いた夫との生活を報告出来るようになったことは、夫が病気になり、それはそれは悲しませてしまった大きな大きな親不孝の中の、せめてもの小さな親孝行だったかなと思ってます。



一時期は私も苦しかったけど、本当に絶望の淵に落ちて苦しんでいたのは、夫です。私たちを救ってくれた一番大きなものは、「時の流れ」かもしれません。私は、諦めなかったと言うより、ある意味、諦めて流れに身をゆだねただけかもしれませんよ。

仰るとおり、まだ道半ばです。ここから先、どんな流れが待っているのか分かりませんが、のんびり流れて行けたらいいな・・と思ってます。

mikiさんも、どうぞお元気で!

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