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いつでも里親募集中

朝の新聞の日付を見て、気が付きました。4月○日。そうだ,結婚記念日だ!
いったい、何回目になるのだろう?昭和51年だったから・・・・33年?

その日は、朝7時過ぎにNホームさんからかかって来た電話で一日が始まりました。

「朝早くすみません。ヒロさんが、奥様の声が聞きたいと仰ってますので・・・」夜勤のお姉さんが、申し訳なさそうな声で言われました。

泊まりの翌朝です。

今までにも、私の声が聞きたいと、TELがかかって来た事が何回かありました。

No news is good news. とは名言で、電話がかかってくると言う事は決して嬉しい事ではありません。

「おはよう!」私は殊更元気な声を受話器の向こうのヒロくんに投げかけました。「あ~~・・・・」消え入りそうな声が聞こえます。

私「今日も良い天気だから、楽しんでね。夕方帰っておいで。分かった?」

ヒロくん「わからない・・・・・・」



あんなに元気に楽しく通っていたのに・・・・いつの間に、こんな心境の変化が起こってしまったのだろう?

睡眠が改善されれば、元に戻るだろうか・・・・・?昨夜も、リスミンを飲ませたけれど、1時間毎に目を覚ましたとの事です。


私は、遥か昔に、幼稚園に行くのを嫌がって泣いていた息子の事を思い出しました。あの時と同じ様な、母としての心の葛藤を感じます。困った、困った・・・・・


夕方、やっとお母さんの元に帰ってこられた、と言う幼子の様な表情でヒロくんは送迎の車から降りて来ると、そのまま怒った様に家の中に入ってしまいました。本当に、困った、困った・・・・・


その晩、息子達が泊りで居ないので、ヒロくんと私は二人だけで、33回目の結婚記念日を過ごしていました。特別な事は何もしません。


私「今日、結婚記念日だよ。」

ヒロくん「そう?」

私「33回目だよ。」

ヒロくん「ふ~ん。」

私「随分いろんなことがあったけど、楽しかったね。」

ヒロくん「うん。」

私「私と結婚して、良かったと思う?」

ヒロくん「そうだよ。」

私「私も、お父さんと結婚して本当に良かったと思ってるよ。」

ヒロくん「うん。うれしい。」

私「お父さんのお陰で、楽しいことが一杯出来た。おじいちゃんやおばあちゃんも色んなところに連れて行ってあげられたし、本当にお父さんのお陰だね。」

ヒロくん「そう?」



ヒロくんはとっても穏やかな表情で、微笑を浮かべています。私がいつも見ていたいのは、この表情なのです。

この柔らかい、優しい、穏やかな表情が、私にとって33回目のプレゼントとなりました。


静かな良い夜でした。



そして・・・・・



マイスリーを1錠飲んで9時に眠りについたヒロくんは、その後奇跡的に7時間も眠り続けてくれたのです。

これは、ヒロくんから私へのもう一つのプレゼントだったのでしょうか・・・・・



コメント

momoさん、こんにちは。

穏やかな記念日を過ごされたようでよかったですね。

夫も最近落ち込みが激しく、夜明け前に目を覚ましてしまい家の中をひとりで歩き回っています。眉間に皺を寄せた厳しい表情というよりは、ほとんど泣き出しそうな顔をして『いやだ・・・だめだ・・・』とつぶやきながら。
今まで見たことのない夫の暗い表情に、喉まで出かかる『頑張って。』の言葉を抑えます。
病気が進めば、この痛みは和らぐのかもしれない・・・と思いつつ。
ほんとうに残酷な病気です。

明日から風薫る5月、momoさんとご主人様、そして私たち夫婦も、さわやかなこの季節をじゅうぶん楽しめますように☆

おめでとうございます!

33回目の結婚記念日、おめでとうございます。
33年、ともに過ごせたことに感謝!

穏やかな表情と7時間の熟睡が、最高のプレゼントになりましたね。

「わからない」というのは、心境の変化というより、ご主人様が「判断できなくてわからない」というメッセージをおくられたのでは?

2003年正月に
「(私の人生は)終わった。あとはよろしく頼む」
母がはっきりと私に告げました。いきなり、です。
ちょうど今のご主人様も同じような状態なのかもしれません。

それよりずいぶんあとになりますが
「こういう苦しみを味わっているのはお母さんだけではないよ。多くの人が体験したことだよ」
そう話したことがあります。
ほっとした表情を浮かべましたよ。

前のホームで重度で内にとじこもった印象のおじいちゃんに
「物忘れがひどいの?」
そうだという表情。
「年をとったらみんななるんだよ」
ほっとした表情をされました。
しかし、またすぐ歩き始められましたが・・・

母も、前のホームでは、歩いて、歩いて、歩いて・・・でしたが、歩くことで気が紛れるようですね。
私と一緒のときも、「歩きたい」というので、見守りしながら歩いてもらっていました。

私は、常に肯定して受け入れて寄り添ってきました。
結果的には、それでよかったなあ、と思います。
預ける介護だからこそできた介護だったと思いますが。

昭和51年4月
うちと、おんなじだ!

この33年を振り返ると
波乱万丈、色々なことがあった。
辛いこと、悲しいこと
でも、嬉しかったこと
楽しかったことばかり
思い浮かぶ。
だから、今があるんだね。
「結婚してよかった」は
最高のプレゼント。
また明日から、何とかやっていける。
と思う。

うちの記念日は
ちょうど診察の日(10日)。
昼に、うな丼を食ったっけ。
 
アルツハイマーの診断を受けた1年後くらいに
寝れない日が続きました。
夜起きては、うろうろ。
すぐにDr.に相談して、
我が家は、アモバンを処方していただきました。
かみさんには、この薬は合っているみたい。
効き始めるのが、40分位してからなんで、
見計らって、飲んでもらいます。
朝までぐっすり寝てもらえる。
何ヶ月かしてから、全く効き目がでなく、
真夜中に荒れて、辛い日を過ごすこともあったけど。
繰り返しながら、
かみさんに合った方法を見つけようとしています。

夜寝てもらえないのは、
一緒にいる人が、一番大変。
昼間は、寝ることも出来ず、
普段の生活が待っている。

Dr.に相談しながら
合う薬が見つかるといいですね。
momoさんの体が一番だよ。

ありがとうございます!

皆様の優しいコメントで、またまた生きる勇気が湧いてきました。

辛い事も多いけど、嬉しい事楽しいことも沢山あります。5月の風の様に、のどかにさわやかに吹き渡っていく事にしましょう・・・・

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