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いつでも里親募集中

姫ちゃんから3度目に処方されたユーロジンと言う薬が合っていたのか、ヒロくんはやや穏やかな眠りを取り戻す事が出来ました。

朝まで熟睡とは行きませんが、夜中に2~3度目を覚ましても、その後また眠りについてくれるので、私の負担は随分軽減されました。

何より、あっちへうろうろ、こっちへうろうろがなくなって、また「しぬ」もどきの台詞がしばらく出ていないのが救いです。

とは言え、やや穏やかな眠りを取り戻した位で、生活全体が改善するなどと言う事はもう期待しない方が良いのかもしれません。


ヒロくんの頭には、今までになかった「何か」がボーっと立ち込めている様です。色んな人と出会えるデイサービスの楽しさをも覆い隠してしまう「何か」、あんなに笑えたバカ殿様のDVDからも笑いを取り去ってしまう「何か」。


この「何か」をヒロくんの頭の中から消し去ってあげる事が出来るなら、出来る事は何でもする。

そう思っても、現実には「何か」に意識が行かないような別の「なにか」をして気を紛らわせてあげる事位しか出来ません。

一緒にお買い物に行く。欲しいものを買ってあげる。一緒にお散歩する。メグちゃんもセラピードッグとして活躍中ですが、もうなにをしても「何か」を消し去る事は出来ないのでしょうか・・・・・?

「出来ないのでしょうか・・・・・?」と言う疑問符は、無理につけたのであって、「出来ません。」と書いてしまった方が、心にはしっくりと収まります。



「頭の中の消しゴム」・・・・・・・・・何ともリアルなこの映画(見てはいませんが)のタイトルのように、今ヒロくんの頭の中では消しゴムの動きが活発になって来たのでしょうか。

過去に蓄積してきた知識、記憶、それらがだんだんと薄くなって行く。でもまだ頑張って、頑張って、目を凝らせば、ほんの少しだけ見えてくる。

最近のヒロくんは、消しゴムのかすの向こう側に見え隠れするものを一生懸命に見極めようと、必死になって身振り手振りを交えて、言葉を搾り出そうとする事があります。


でも、消しゴムはヒロくんの頭の中を無情にも行ったり来たりして、日に日に薄れてゆくのを誰も止める事が出来ないのです。

いっそ、全てが消えてしまって頭の中が真っ白になれば、楽になれるのでしょうか。

その消しゴムは過去と共に、苦しみも一緒に消し去ってくれるのでしょうか。

全てが消えて真っ白になれば、再び笑顔が戻ってくるでしょうか。

もしそうなら・・・・・・・もう少し待って、穏やかな時間が流れるのなら・・・・・・・・それは希望へと繋がります。








最近、ケアマネYさんから言われました。

ここで一度、本人に改めて病の自覚を持ってもらって、これから先の人生に生きがいを見つけて生きてゆこう、と言う様に話しを持って行ってはどうですか、と。

この所のヒロくんの心の葛藤を見ていると、単にその場限りの楽しみで誤魔化すという次元ではないのではないですか、と。









今更?今更そんな事が・・・・・・・出来るのでしょうか?

改めて病を自覚させる事は、ヒロくんの為になるのでしょうか?話される内容を何処まで理解する事が出来るでしょうか?

また、理解出来て、自分なりに納得したとしても、それから先に生きがいを見つけて生きて行こう、と言う、次のステップに進む事が出来るでしょうか?

ここで病をあらためて覚させる事が、絶望の淵に辛うじて立っているヒロくんを谷底に突き落とす事にはならないでしょうか?

そう思うのは、単なる母性から来る甘やかしでしょうか?

今のまま一日一日、その日だけを見て生きて行く事は、ヒロくんにとって良い事ではないのでしょうか?

ヒロくんの不安を消してあげる事が出来ないならば、その不安を覆い隠してしまうほどの安心を与えてあげよう、それだけを考えて日々過ごしている私は、それがベストだと思っていたけれども、本当は病と真正面から向き合うのを避けているだけだったのでしょうか?


もう、これ以上自分には出来る事はないと思っていたけれど、介護のプロがそう言うなら、素直にそれに従うのがヒロくんの為になるのでしょうか?


私には・・・・・・・わかりません。



コメント

momoさんへ
私見ですが、
ケアマネさんの考えは(?)です。
アルツハイマー病の進行に応じた対応と本人の苦しみを理解されていないような気がします。
今まで十分に自覚し、日々苦しんでいる本人に改めて自覚させることのメリットは考えられません。
momoさんのおっしゃるように、
絶望の淵に立っている本人の背中を押して、奈落に突き落とすようなことだと思います。
とても酷なことではないでしょうか?
私たち夫婦が参加している若年認知症の家族会にもケアマネや専門職の方が多数参加されています。サポートのあり方や病気についても一緒に学んで理解を深める努力をしています。
妻の場合は、
重症度から考えて再度自覚を促す時期ではないと思っています。少しでも病気のことを忘れられる生活を考えています。
昨日は、二人でプールに行ってきました。着替えやロッカーの使用等は職員にサポートしてもらっていますが、運動機能は健在ですのでプールの中では私のサポートで十分に楽しんでいます。

のんた2号さん

まだまだ質の良い生活が続けられているご様子、素晴らしいと思います。

外出大好き、アウトドア大好き、車の運転大好きだった主人から、私達家族は本当に楽しませてもらっていました。

今、立場が逆になって、本当は私が色々な所に連れ出して、もっともっと楽しませてあげたいと思うのですが、トイレの問題と、万一途中で何かあったらと言う、過剰な心配を払拭出来ないで、行動範囲はとても狭くなりました。

もっと私に行動力があれば、もっともっと主人を楽しませてあげられるのにと思いますが、これもまた仕方ないですね。自分が出来る事しか、出来ないですものね。


ケアマネさんからは、家族会への参加も意味があると言われています。行動力がないので、これも悩み中ですが・・・・・・・

家の周りは眩しいほどの緑で埋め尽くされ、早朝から野鳥のさえずりが喧しく響き渡っています。この爽やかさが、心の奥まで染み渡って来て欲しいと強く願う日々です。

(頭の中の消しゴム)我が家にこの病気がやって来るとは想像もしなかった頃に見ました。綺麗な女優さんの失禁シーン、豊かな緑に囲まれた病院での穏やかな彼女の顔、パチッと画面が真っ暗になったラストシーンが印象に残っています。
 今思えば、この映画の影響は大きかったようです。彼があんな穏やかな顔で過ごせる施設を見つけてあげたい。最初からそればかり考えてきたようです。病名がついてすぐ最後を考えるなんて???
 夫のケアマネさんは3人目です。一人目の優しいお嬢さんから、若年性の方は初めてです、一緒に勉強させて下さい。と言われ、心の中で、やめてくれー!って叫びました。二人目の方は、とても事務的な男性で、ミスター計算機と呼んでました。(もちろん心の中で)ケアマネさんに何も期待せずに迎えた三人目の方、夫にとって今何が一番いいのかを考えながら、そっと私に寄り添って下さいます。二人の方を経験したからこそ、今の方に感謝できるんでしょうね。
 ところで、昨日お尻拭きデビューしました。あんなに恐れていたのに、あっさり超えられました。たぶん、momoさんのブログを読んでいるおかげだと思います。感謝してます。

はなさん

お尻拭き、無事デビューおめでとうございます。v-424介護している人は、当たり前の様に大きなお尻の後始末をしている様に見えますが、初めは誰でも泣きながら、頑張って頑張ってやっているんです。赤ちゃんじゃあるまいし、旦那さんのオムツなんて、あり得ない!って思いますよね。頑張りましたね!

ケアマネさんの力量や自分との相性によって、介護生活は大きく変わると思います。良い方に出会えて良かったですね。

上の記事のケアマネさんは、とても一生懸命やって下さる良い方でしたが、今から思うと、若年性に関する知識と経験は今一つでした。ただ、当時は私自身が経験も知識もなかったので、上の様な記事を書いた訳ですが、今は、病気の自覚を持たせるなど、とんでもないと思います。のんた2号さんが書かれている事が正解です。

病気を忘れる時間、楽しいと感じられる時間、穏やかで居られる時間、彼らに必要なのは、それに尽きます。

ご主人と一緒に、楽しい時間をお過ごし下さい!

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