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手順

昨日の事、


暗くなってから夫を送って行く事になって、一人で奮闘していた。


慣れたとは言え、全く身動きしない大の男を、家から出して、ホームの玄関に入れるまでには、山ほどの手順があり、決して簡単ではない。


夫の長い足が地面を擦らない様に、車椅子の座面の角度を変えたり、部屋からデッキに出るほんのささやかなスロープを超えるのに邪魔にならない様に、後ろに付いている転倒防止の小さな車輪を外したり・・・・・と、小さな「やるべきこと」が色々あるのだ。


真正面からリフトに乗れば良いところを、うっかり、バックで乗ってしまうと、自分が身動きできなくなって、それはそれは窮屈な姿勢で降りて行かなくてはならなかったりする。


無事に、車の定位置に、車いすを乗せたと思っても、大抵は何か忘れている事に気が付く。


昨日は、車いすを固定する、後ろ側のフックを掛けるのを忘れていた事に、発車前に気が付いた。


その前は、前から引っ張る様になっているフックを掛けないで、そのまま走っていた。


そのもうひとつ前は、ベルトをするのを忘れていて、途中で気が付いてドキドキした。


そんな、いい加減な奥さんに命を委ねているにも関わらず、夫は文句ひとつ言わない。





昨日、暗くなった車内で、最後の手順である、シートベルトを掛けようとしていた時、


胴のベルトと、胸の斜めのベルトが別々になっている上に、2列目シートの人用のベルトも付いていて、あっちにもこっちにも差込金具と受け口がぶら下がっている。


全く、どれをどこに差し込めば良いのか、何回やっても覚えられない。


あれこれやっていると・・・・・



いたい!



夫がしゃべった


まず、その事にびっくり


あ~、ごめん、ごめん、足、ふんじゃったねぇ・・・


暗闇の中、夫の足を踏んづけてしまった様だ。


すぐに、夫の顔を見たけれど、表情は変わらないで、しっかりと目が開いていた。


怒るわけでもなく・・・・本当に、いい人だ。


私は、二つの事が嬉しかった。


足を踏まれて、「痛い」と言う痛覚が健在だったこと。


そして、それを「いたい」と言う言葉に変えてしゃべる、と言う指令の発信を、夫の脳が、即座に出来たこと。



なんて、素晴らしい


そして、足を踏んで「いたい」と言い、「ごめん」と謝る・・・・


まるで普通の夫婦の会話が出来た事が、何よりの喜びだ。






その後、ベルトをして、安全運転でホームの駐車場に到着した。


ここまで来ると一安心だ。


後ろのドアを跳ね上げて、手順を間違えないようにしながら、夫を車から降ろした。


車椅子が地面に着くと、無事やり遂げた感で満たされる。


良かった・・・今日も無事だった・・と。


そうなんだけど・・・・・・


ふと、顔を上げると、不思議な光景があった。


後部の跳ね上げられたドアから、夫がしていたシートベルトが2本、そのままの状態で右から左へ張られたままになっているのが見える。


??????


降ろす時の最初の手順、「ベルトを外す」のを忘れていたらしい。


ここで、一つ発見した。


夫の場合、ベルトを外さないでも、そのまま後退すれば降りることが出来るんだ、と。



でも・・・



006tれじゅn0924



そうだよね、メグちゃん。























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