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いつでも里親募集中

3時前に部屋に着いたとき、夫は、私が冷蔵庫に入れておいたイチゴを食べさせてもらっていた。


職員さんは、新しく入った若いお兄さんだ。


夫が入居してもうすぐ2年、職員さんの顔ぶれは随分変化した。


お兄さんからバトンタッチして、続きを食べさせた。


イチゴ、ヤクルト、ヨーグルト、締めくくりにお茶。


相変わらず食欲旺盛だ。


点いていたTVを消して、CDをかける。


先日の奇跡に気を良くして、ショパンのCDを持ち込んだが、やはり生の音には敵わないと見える。


でも、表情はとても穏やかだ。


話しかけると、時々小さく頷く。


お天気は良いけれど、風が強いので、中々外には出られない。


かぜ0215



暖かくなって、外の散歩が出来る日が心待ちにされる。


私がこの時間帯に来ない日は、5時半頃、食事のために一階に連れて行ってもらうまで、または、私が夕方来るまで、夫は、1人で部屋で過すことになるのだろう。


洗濯物の取り入れや、下駄箱の上のファイルの差し替えの時に、職員さんが部屋を覗いてくれる訳だが、基本一人ぼっち。


何だか切ない気がするが、今の夫は、そんな風には感じていないのだろう。


むしろ、1人で静かに過ごす時間に安らぎを覚えているに違いない、と言うことにしておく。



へや0215



実際、夫の穏やかな表情は、そう語っているような気がしないでもない。


職員さんが居ても居なくても、奥さんが居ても居なくても、自分は自分のペースで生きてるよ、


そう言ってるのかなぁ・・・・。


ずっと同じ姿勢で居るのに疲れたのか、4時を過ぎて、少々しんどそうに目を閉じた夫のリクライニングを倒して、そっと部屋を出た。



へーわ0215


窓の外は強風が吹き荒れていたけれど、お部屋の中は、凪。


私の心も、とりあえずは、凪だ。





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