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熱いお茶

仕事の都合で、夫の帰宅を2週続けてパスしていたので、久しぶりの帰宅だった。


3週間使っていなかったリフトのクモの巣を払って、夫が乗りみ、家に入った。


お昼は恒例の「天ざる」だ。


時期が過ぎてしまい、今年はたったの一回しかフキノトウの天ぷらを食べさせてあげられなかったのが、少々残念だけど、
久々に家で夫と一緒に、大好物の「天ざる」を食べられる幸せに感謝だ。


お庭には、春が一杯あるけれど、風が強くて寒いので、お散歩には出られない。


のんびりと家の中で過す。


やることは、別に無い。


いつもの様に、昼食後リクライニングを倒して御昼寝。


御昼寝、と言っても、夫は、しっかりと鼾をかいて寝ている時もあれば、目を開けて、辺りをきょろきょろ見回している時もある。


目に映る景色が、いつもと違う、と感じている様な気がするのは、多分欲目だろう。


それでも、良い。


そんな時に、夫の視界に顔を覗かせると、とても嬉しそうな表情をしてくれる時がある。


ほわぁ~と笑っている感じなのだ。


小さな子供が、御昼寝から目覚めて、一番初めにお母さんの顔が見えると、とっても安心して嬉しくなる。


それと似ている、と勝手に決める。


今日の夫は、そんな表情をして、私を喜ばせてくれた。


それから、恒例の二人だけのコンサートを開演する。


夫の感動は、第一回目が一番大きくて、その後、回を重ねるごとに、薄らいでくる。


なんでかな?


まあ、別に、良い。


私自身が、週に一回、ピアノで遊べることが楽しい。


コンサートが終わると、おやつの時間となる。


メロンとイチゴ、お気に入りだったおせんべいと熱いお茶。


今日は、この「熱いお茶」と言うのがミソだ。


自分でお茶を飲めない人に飲ませてあげる時、どうしても温めのお茶になりがちだ。


急に吸い込んで、火傷したら大変だから。


急いでいる時などは、氷を入れたりしたこともある。


そんな訳で、よくよく考えてみると、夫は長い間、「熱いお茶」を飲んだことがないかもしれない、と言うことに思い当たった。


おやつの時間に煎れたお茶は、まだ熱かった。


夫におせんべいを食べさせた後、おせんべいと一緒に飲むのは、絶対に熱いお茶に限る、と思った。


そこで、まだ熱いままのお茶を夫に飲ませることにした。


熱いよ、ゆっくりね。


と、言い聞かせて、フーフーしながら、熱いお茶を少しだけ夫の口に流し込んだ。


夫は、いつもと違う熱いお茶に驚いた様に、顔をしかめたけれど、上手に飲み込んでくれた。


それから、何口も何口も、少しずつ、熱いお茶を飲んだ。


口には出さねど、絶対に美味しいと思ったと思う。


飲み易い様に、火傷しない様に・・・・と、先回りして安全に気をつけているのは、もしかしたら、本人の想いと離れてゆくのかもしれない。


65歳のおじさんだもの、


おせんべいには、温いお茶より熱いお茶が飲みたいに決まってる。





やけど0324








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