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いつでも里親募集中

最近、私は図太くなってきた、と感じます。
夜はしっかりと眠るようになりました。

ヒロくんは、ユーロジン一錠を飲んで、8時頃ベッドへ入ります。その後、朝までの間に4・5回位、起き出してトイレに行ったり枕元に置いてある水を飲んだりしている様子です。

「様子です」と書くのは、以前の様に、はっきりとそれを見届けていないからです。

私は、自分が寝る前に、トイレの電気を点けて、ドアを開けっぱなしにして、便座を上げてから眠りにつきます。




あとは・・・・・・・・・・・もう、知らん。




一時期の「しにたい」発言とプチ徘徊もどきが今のところ影を潜めているので、他はもう気にしないで自分の眠りを優先する事にしたのです。

起き出せないほど疲れているのか、神経が図太くなったのか・・・・・・・多分、後者だと思うわれます。



そんな訳で、私が朝目を覚ました時、ヒロくんは大体起きていて、たまには「もう、ひどいよ。」と勝手にお怒りになっている事もあるのですが、大抵は一人で例のコレクションを楽しんでいる事が多い昨今です。


私が寝室に居る限り、ヒロくんのコレクションも寝室内と隣のトイレに限られます。ブルーとグリーンの品物だけが、あっちこっちへと移動しているのが不思議な面白さです。


コレクションが終わっても尚、私がまだ惰眠を貪っている様な怠惰な朝には、ヒロくんは自分で着替えを始めます。えらい!

脱サラする前衣類を取り扱う仕事をしていたヒロくんは、流行にも敏感で、最先端とは言いませんが、いつもとってもお洒落な服装をしていました。




その日、漸く目を覚ました私が目の当たりにしたヒロくんのファッションは・・・・・・


左の足に靴下が2枚。右の足には更にもう一枚重ねて、都合3枚。でも、1枚目と2枚目が左右同じ靴下を穿いていたのは、上出来です。


視線を上にずらすと、ジャージのズボン(最近は、前ファスナーの普通のズボンを穿く事をやめました)の上に、お気に入りのブルーのトランクスを穿いたユニークな下半身が見えました。

ジャージの下には、当然のようにパジャマのズボンが穿かれたままです。

上半身はと言うと、長袖パジャマの上にやはりお気に入りのブルーの半そでカッターシャツを着ています。

カッターシャツをちゃんと着られたのは、素晴らしい!


しかし・・・・・・何とも個性的な、外出不能なファッションです。


私は、可能な限りその個性を潰さないように、言葉を選びながら、人前に出てもおかしくないいでたちに仕上げました。


でも・・・・・考えてみると・・・・・

「おかしくない」と言うのは、私を含むこの病気でない人の判断基準での「おかしくない」であって、ヒロくんには元のままでもちっとも「おかしくない」のでしょうけれど・・・・・・・・





ふと、先日TVで見た最新流行の靴下の話を思い出しました。

最近、若い女の子の間で流行っている靴下は、3枚が1組で売られていて、それぞれが違う色違う柄なのだそうです。

「3枚あると、色んな組み合わせが出来て楽しいです。」と左右同じではない靴下を穿いたお洒落な女の子がインタビューに答えていました。


ほらね、やっぱりヒロくんは流行の最先端を行っているじゃありませんか!










コメント

そうなんですよね

認知症でない人で構成された社会の基準で判断すれば、「おかしい」ということですね。
服装に限らず・・・です。
だから、「寄り添う」ことが大切なのです。

服装は直してあげられますから、直して・・・
でも、直せないことをこちらの判断基準で「おかしい」としてはいけない。

母も、最先端の服装で台所に出現したので、記念にパチリ。
ズボンの上にシュミーズ、その上にブラウス。
シュミーズのレースがかわいかったです。
当時、重ね着だの下着ファッションだのはやっていたので、写真の場で「最先端じゃないか」と言われましたよ。

あと、やはり私が着替えさせるのが間に合わなかったとき、靴下をさがしてたまたまなかったのでハンカチを何枚も足首にしばっていました。
そういう状態で歩いているのを見た夫がびっくりして・・・
私は歩いているところを見てはいませんが、寝ている状態でパチリ。

判断能力の衰退でこういうことがおこりますね。

「命にかかわらないことはおおらかに」
いつの頃からか、そういう習性がみにつきました。

momoさん、しんどくて、しんどくて・・・という時期は過ぎたでしょうか。
これからも、「山あり、谷あり」だと思いますが、
できるだけ低い山、浅い谷でありますように!

お母様もとっても素敵なファッションです。それぞれの最先端でファッションショーしたら楽しそうですね。

写真に収めて置くと言う発想がありましたか・・・・やってみましょう。おおらかに、楽しく、出来る限りそうありたいものです。命に関わる事って、そうそうないですものね。

しんどくて、しんどくて・・・・・と言う気持ちは今は治まっているのですが、治まった理由が私の心の持ち様が変わったからではなく、何故だか分からないけれど、主人が一時より落ち着いてきた為に、私も冷静になれているだけなのです。

つまり、また主人の心や行動が荒れてくれば、それにつられて私の心も乱れてしまうのではないかと言う心配があります。

どんなに山が高くても、谷が深くても、動じる事無く、どーんと構えていられるような強靭な精神力が欲しいものです。

今は、山低かれ、谷浅かれ、と祈るのみです。

家族は・・・

私も、父の状態、母の状態に、完全に支配されていましたね。
「巻き込まれる」んですよね。

今、認知症の介護のあり方がどんどんオープンになってきています。
本人が安定していてくれれば、家族も安定します。

私の場合、施設介護に助けてもらったのですが、助けてもらったところと、しんどくなったところと・・・両方を体験しました。
家族がほしいのは、「安全と安心」に尽きますね。

ご主人様の安定状態が続きますように!

家族だから・・・・

巻き込まれるな、と言うのは無理なのかもしれませんね。

今朝は、週に一度のお泊りの日で、送迎車の都合が付かない日なので、私が送っていきました。

二番人気のお姉さんが迎えに出てきてくださったのでほっとしましたが、それでも置いて帰ってくる時は後ろ髪を惹かれる思いです。主人のちょっと困ったような笑顔を浮かべた切ない顔が、私を引き止めるのです。

「じゃあ、楽しんでね!」と言って、ドアを閉めて、急いで帰ってきました。

初めての子供を幼稚園において来る、あの時の切ない気持ちと同じです。子供はいつの間にか育ち、私の手から遥かに離れてゆきましたが、主人は離れない、いえいえ、これからますます離れ難くなって行く事でしょう。

でも、この気持ちを乗り越えなければ、介護はやり遂げられないのでしょうね。

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