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いつでも里親募集中

いくら探しても・・・・ない!大事な、大事な・・・・・
銀行の通帳が。


しばらく記帳していないので、出かけたついでに銀行へ行こうと思って、通帳をいつもの場所から取り出そうとした時の事です。

通帳は、病院の診察券や年金手帳などと一緒に一冊のファイルに入れて、某所に保管しています。自分の記憶力に何となく自信がなくなってきた数年前からは、使った後は特別に意識してそこに戻すようにしています。

そうしないと、ついついあちこちに置きっ放しにしてしまい、いざと言う時に大騒ぎする事になってしまうからです。


そんな訳で、先日必ず「そこ」にあるはずの通帳がなかった時、私の頭は混乱してしまいました。

定期預金の通帳は・・・・ある。子供名義の通帳も・・・・・ある。

郵便局の通帳も・・・・・ある。銀行の普通預金の通帳だけが・・・・・・ない。


なんで?



始めは、あまり慌てる事はありませんでした。ここにないなら、多分あそこにあるだろうと、今までの経験が教えてくれたからです。

その「あそこ」になかった時、私の脳は次に可能性のある「あそこ」を指示し、それを何回か繰り返した後、パニックに陥りました。


ないはずがないのに・・・・現実は・・・・ない。こんな事ってある?正に、キツネにつままれた、と言う感じです。

家と事務所を何回も往復して、同じ所を何回も探して、それでもない、となった末にとうとう私はあらぬ疑いをある方向へ向けてしまいました。

確か、通帳は白地に綺麗なブルーのラインが入っていたな・・・・・

綺麗なブルー?

最近「綺麗なブルー」と言う言葉を何処かで聞いたような・・?いえ、自分で書いたような・・・?


そうだ!

ヒロくんコレクションだ!

そう考えると、私はそうに違いないと決め付けて、そう言う「目」で通帳を探し始めました。



それでも・・・・・・ない。



物探しでこんなに疲れ果てたのは、久しぶりです。


ここで、私は最後の可能性を考えました。いえ、本当は最初からその可能性がずっと頭の中にあったのですが、何としても いや! だったので、無理やり一番最後にもってきただけですが・・・・・・

それは、

「私もヒロくんと同じ病気になってしまった。」

です。



「通帳が見当たらないのよ。」と、傍に居た息子に、動揺を隠して言ってみました。

「車の中じゃないの?バッグの中とか。」息子は、普通の返事を普通に返します。


私は万一夫婦揃って認知症になったならば、まだ私が判断力が残っている間に、二人で入れる施設を探そう、でもきっと凄いお金が要るだろうな、などと漠然と考えながら、ひたすら探し回っていました。




ダメダメ。これでは、ダメ。

ちょっと冷静になろう。一番最近、通帳を使ったのはいつ?

振込みの確認をする為に銀行にTELした時に、口座番号を言ったっけ。でも、あれは通帳を見ながらじゃなくて記憶の中の番号を入っただけ。じゃあ、違う。

でも、最近何処かで口座番号を誰かに話していた様な記憶がおぼろげに・・・・・

そうだ!

ヒロくんの「精神障害者保健福祉手帳」を貰いに行った時に、通帳を持ってきてくださいと言われたのだ!

あの時貰って来た手帳を入れたままにしているファイルの中だ!!

私は、ほぼ100%の確信を持って、棚の中に置かれているファイルを手に取りました。

あった!!

やっぱり、ここにあった!


「精神障害者保健福祉手帳」を手にして、重い足取りで保健センターから帰って来たあの日の事が思い出されました。

自分が申請して行政から頂いたありがたい手帳であるにもかかわらず、ヒロくんの写真が貼り付けられている「障害者」と書かれた手帳を、改めて見たくない気分で、ファイルの中に通帳を入れている事すら忘れて、そのまま棚の奥に放置していたのでした。


とにかく良かった、良かった。

通帳が出てきたことは良かったけれど、それより何より、私は多分まだヒロくんと同じ病にはなっていない、と思える事が一番の安心でした。


誰にでもあるかもしれない、ちょっとした物忘れ。でも、私にはこれは擬似認知症体験でした。

7年か8年前、ヒロくんは今の私と同じ様な気持ちで、ない、ない、と色々な物を探し回っていたのかもしれません。

その頃、私はどうしていただろう?一緒になって親身に探してあげていただろうか?


いえいえ、


「もう、また失くしたの?困ったもんだ・・」なんて、心無い言葉を無造作に発していた冷たい奥さんだったに違いありません。


コレクションに加えたのではないかとあらぬ疑いを向けた事と共に、私は心の中でそっとヒロくんに謝りました。







コメント

同じ恐怖感体験しました

私も、自分自身が若年生認知症を発症したのではないか、と不安だった時期があります。

模擬徘徊も体験したし・・・

その後、母のことで大きなストレスを抱えそれが解決したとき、眩暈に襲われ・・・
覚悟を決めて、MRIの検査を受けて、無罪放免でほっ、としました。

今年の3月初め、介護が始まって3度目のMRI検査を受け、脳には機能障害はない、と診断を受けました。

今回の件をきっかけに、もう少しmomoさんのストレスが減るような介護体制を考えられたらいかがでしょう。
デイの回数を増やす、お泊まりを増やす・・・など。

介護者の健康あってこその介護です。

どうぞ、お大事になさってくださいね。

よかったですねえ
ほっと なさったでしょう?
時々 自分に自信がなくなる時があります
数年前 出かけた時 ふと我が家のことを 考えていたら お隣さんの 苗字が思い出せない・・・近所を順番に思い出して でも お隣さんだけが わからない
私 どうしてしまったんだろう・・・不安な 何時間かでした
あ 二か月前位に 無くした鍵 まだみつかっていないんでしたv-12

同じ様な経験を・・

皆様お持ちなのですね。ちょっとほっとしました。

人はちょっと物忘れがあったりすると、冗談で「ボケたのかもしれない。」って言って、その場にいる皆で笑い合う事が良くありますよね。

もちろん事情を知らない場合の悪意のない冗談なのですが、我々家族は、その冗談が鋭い刃となって心に突き刺さります。


かあ子さん、鍵 出てきましたか?

mikiさん、MRI検査異常がなくて何よりでした。介護体制については、今後の大きな課題です。

はじめまして。
自宅で、小規模なデイサービスをしています。

私も通帳の印鑑をなくして・・・まだ出てきません。

送迎のときに道を間違えたり・・
通帳をなくすのはしょっちゅうなので職員に「また騒いでる・・」といわれています。

この不安が利用者さんの不安なんだ・・と、いつも言い聞かせています。

ご家族の気持ちをいつも読ませていただいています。
ご慈愛ください。

大事なものほど・・

なくなりやすい・・・。

鍵、通帳、印鑑、無くなり易い物のトップ3が出揃いましたね。

こはなさん、ありがとうございます。ぼちぼち頑張ります!

最近とみに物忘れがひどく、探し物に費やす時間が増えています。
そのたびに「私、もしかして認知症・・・」と思うこともしばしばです。
何はともあれ見つかって良かったですね。


私も夫の障害者手帳を見るのが辛かったです。
手帳の写真の夫はバリバリの現役時代の頼もしい顔をしています。
提示しなくてはならない時以外は見ませんでした。

ベンジャミンさんも・・・。

息子が言うには、物が多すぎる、整理整頓が下手、なのだそうですが、若い時は何処に何を置いたかが、頭に入っていましたよね・・・・やっぱり、年のせいにしておきましょうか。

「障害者」の文字と、若くて元気な写真のギャップが辛いですね。

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