夫があまり寝返りをしないと気が付いたのは、ずいぶん前の事だった
まだ、小規模多機能Nホームに通っていた頃だから、6年くらい前だ
何となくそう思って、当時のケアマネさんにそう言ったら、そんなことはないでしょう、と言われた
普通、人は寝ている間に無意識に何度も寝返りするものだと思う
夫もまだ普通の部分がかなり残っていた頃だから、寝返りしないと言うのは、私が気が付いていないと言うことだと思われたに違いない
ただ、6年も経ってその記憶が脳裏に残っているということは、私にとっては印象的な出来事だったに違いない
ケアマネさんはそう言うけど、寝返りしてないと思うんだけどなぁ・・・・・と言う感じで。
それから時が流れ、今の夫はやっぱり寝返りをしていない
たまにお泊りするようになって、それが分かる
ずっと上を向いて寝ている
体を動かすことはあるので、頭が枕から落ちていたり、左右にずれていたりはする
ただ、ごろんと横になったりうつ伏せになったりすることはない
所謂、寝返りはしていない
昨日夫の所に泊まった時、寝ている夫が珍しい動きをした
寝返りとまではいかないけれど、仰向けになっている体を横に向けたのだ
一人でこの態勢になれるってすごいと思う
そろそろ寝返りをする頃の赤ちゃんが、体を弓なりに反らすことがある
見ていて、もうちょっと、もうちょっと、頑張れ!と応援したくなる何とも可愛い姿だ
残念ながら、夫はそんなに可愛くないけれど、
横向きになった夫を見て、またまた孫とリンクした
でも・・・・・
やっぱり、夫は、何だか恐ろしい可能性を秘めてはいないだろうか
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