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いつでも里親募集中

介護をやり続ける過程で、大きな分岐点の一つが、在宅か?施設か?と言う選択をしなくてはならない時だ


夫は今、施設に入っている


今の施設を決めるときはもとより、その数年前に不穏状態激しく精神病院に入院させるときは、それはそれは大変だった


家から出す時は、夫は死んだものだと思おう、


そう思っていたけれど、実際はそうではなかった


何処にいても、夫は生きていて、どんな状態になっても、私の夫であることに変わりがなかった


そして、私は妻であると言うところから逃げ出すことは出来なかった


どんなにか、逃げられるものなら逃げたいと願ったことだろうか


でも、逃げられない時間を過ごしているうちに、夫は落ち着き、私にとってもう一度かけがえのない存在に戻ってきてくれた


夫は今、施設にいる


だから、在宅ではない


と言っても、今の私と夫の生活は、限りなく在宅に近いと思えるのだ


施設に入って3年が過ぎて、夫はすっかり落ち着き、私も慣れた


以前は、夕方出かけて、一緒に夕食を食べ、8時過ぎたら帰る、と言う生活をしていた


一人家に帰ってからの時間は何とも淋しいものだった


この施設の部屋の造りは、とても上手くできていて、トイレ、風呂、洗面台、台所が完備している


洗濯機置き場もあって、つまりその部屋の中で生活の全てが完結する


夫婦二人の生活なら、ここで十分にやっていける部屋の造りになっているのだ


そして、一番ありがたいことに「介護」が付いている


何かあった時には、直ぐに人が来てくれて、対応してもらえる


何より私が気に入っているのは、


ペットを連れてゆけること、


それから扉が二重になっているので、プライバシーが確保できること、


24時間いつでも出入りできること、


泊っても良いこと、



泊って良いことは、入居時に聞かされていたけれど、家が近いし、泊まろうと考えた事は無かった


遠方から来た家族とか、いよいよ最後の看取りが迫ってきたときに泊まることがあるだろう位に考えていた



ところが・・・・



少し前から、諸般の事情があって、夫の部屋に泊まることが多くなった


夕方から、のんびり出かけて、夕食を食べテレビを見ながら時を過ごし、お風呂に入って寝る


翌日仕事の時間に合わせて引き上げる


こんな生活を繰り返していると、何だか夫が施設にいると言う感覚が少しずつ変わってきた


自宅から仕事に通っているのと何ら変わりないではないか


私たちの部屋があって、たまたまそこには「介護」が付いている


在宅でもなく、施設でもなく、


この中間位の意識が持てる様になった今の施設に巡り合えたことが、私にとって、家族にとって、そして夫にとっても、何て素晴らしい事だったんだろうと思う


あ、メグちゃんにとってもね









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