夫は、昨日から三食食べ始めた。
3月3日に肺炎を起こしてから、しばらく絶食が続き、21日から昼だけ食べられるようになっていたが、量は半分ほどだった。
約1か月近くまともな食事が口から入っていなかった夫は,頬がこけ、贔屓目に見てもかなり弱っている。
昨日から始まった通常の食事で、どれだけ回復できるか夫次第だ。
13日には歯科医による嚥下の検査を受けることになっている。
施設長さんの話によると、
どの程度嚥下できているかを検査することによって、今後の食事形態を考えてゆきたい、また、
確かに三食食べているのだが、食事前後に痰の吸引が必要なので、看護師がいる時間でないといけない、
通常8時の朝食は、看護師が出勤する9時を待って食べてもらい、
お昼は、食堂に降りて皆さんと一緒の時間に食べる、
夕食は、終わってから1時間ほど落ち着いたのを見計らって、看護師が帰る直前に吸引をするので、食事の開始が4時半になる、
う~ん・・・ちょっと早いが・・・・仕方がない。
24時間看護師さんが常駐している病院ではないので・・・・・仕方がない。
とにかく、三食食べられるようになっただけでも、むしろ奇跡なので、焦らずに様子を見ることにしよう。
発病16年目に入った夫、
まだ頑張るのか、
どこまで頑張るのか、
それとももう頑張らないのか、
髭面の頬をなでながら、声に出さずに聞いてみる。
返事はないけど、
たまに開くお目目と温かい体で、貴方の妻を癒していることには変わりがないよ。
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