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忘却の彼方

認知症と言う病気は、悲しい。


それまで培って来た全ての物が、忘却の彼方へと消え去る。


憎らしいほど上手に、少しずつばれない様に消えて行く。


時が消え、場所が消え、そして、愛する人の名前も顔も消えてしまう。


周りの者は、ふと気が付くとあらゆる記憶が消え去っているのに気が付き、愕然とする。


私・・・・・・忘れられてる。






そんな、こんなで時は流れ、


夫は、どうやら食べる事を忘れつつあるようだ。


先日来、食べる時もあれば、食べない時もある。


食べないのは、体が、もう食糧を必要としていないからだと思っていたけれど、


ふと、気が付いた。


食べること・・・・忘れてるんじゃないだろうか。


唇にスプーンを付けると、食べる意思がある時は、それなりの形で口を開いてくれる。


そんな時は、食べ物が口に入ると、カチカチと噛み砕いて、ゴックンする。


しかし、時々は、全く食べる意思を表してくれない時がある。


その時は、どうやっても食べてもらうことは出来ない。


仮に、たまたま開いた口に、そっと食べ物を入れてみても、ずっとそのままになっている。


怖いので、スプーンで掻き出したりする。


食べたくない、


のではなくて、


食べる事を忘れつつあるのか、と思うようになった。


仕方がない、これが夫に課せられた運命なのだから、仕方がない。


だから、食べる事を思い出してくれたその時には、美味しいもの沢山食べさせてあげたい。




食べなくなったら2日の命、と言われているので、食べてくれない時は、もうこれまでかと観念する。


しかし、次にはまたちゃんと食べてくれたりする。


こうやって、少しづつ、いつの間にか、食べることさえ忘却の彼方に消えていくんだな。





今日の夫は、朝から食べることをかなり忘れていたが、午後からお風呂に入って、また思い出したみたいで、夕食は沢山食べてくれた。


さて、明日は、どうかな?









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