火曜日は、訪問看護師さんの日。
来られると、まずバイタルの測定をする。
熱が38度あると言う。
珍しい。
入浴の時に測っても、あっても37度5分ほどだ。
H先生から、何の数字がどんなでも入浴して良いとのお墨付きを頂いているので、今まで入浴が中止になったことは無い。
そして、酸素が90だそうな。
私は、数字が嫌いなので、一切測らない。
ただ、今朝、夫のおでこに手を当てた時、あれ?ちょっと熱いかな、と思っていた。
訪看さんがもう一度測りなおすと、37度9分だった。
こんな時は、ひょっとして、
昨日の散歩がいけなかったのかも、と落ち込まなくてはならないのかもしれない。
でも、私は全くそんな風にはならない。
そうかな、と思う気持ちはある。
だけど、もし、外気に当たった為に、熱が出たとして、
そして、そのまま体調が悪化して、死んでしまったとして、
最期にお散歩が出来て良かったね、と心から思う。
夫が大好きな自宅周辺の光景を、自分の目で見ることが叶って良かったね、と思う。
命の長さより、残りの生活の質を優先する気持ちは、永遠に変わらないだろう。
そして、今日も又一週間ぶりの摘便をしてもらった。
処置が終わって、夫を挟んで少しおしゃべり。
昨日、お散歩出来て本当に良かったですね。顔や手の血管を見た感じ、とてもバランス良く保たれていると思います。一番良いタイミングでお家に帰られたんですね。夫は、とても穏やかな顔をして眠っている。
この顔なら、もう何も言うことないんですよ。
本当に、いい顔ですね。では、また来週。看護師さんは、笑顔で帰って行った。
夫の熱がどっちに転ぶか分からない。
どっちに転んでも、
どっちでも良い。
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