この頃、何だかとても良く食べる。
朝、お八つ、昼、お八つ、夜、デザート、
帰宅直後は、何とか食べてほしいと思って、唇にスプーンを付けて、口が開いてくれるよう祈るような気持だったが、いつの間にか、そんなに一生懸命心を込めなくても、食べてくれるようになっている。
夕食は、昨日の残りの親子丼にした。
白状すると、昼食もこれだった。
お父さん、ごめんね。
夫は、文句ひとつ言わず食べてくれる。
量が少なかったので、冷蔵庫入っている納豆をご飯にかけて、とろみのお茶とともに食べさせた。
納豆を食べさせるのは、帰宅後初めてのことだ。
たまたま挽割り納豆だったので、食べやすかったのだろう、ワンパック全部食べてくれた。
数年前、施設で一緒に食べている時、夏は毎日のように、冷ややっこに納豆とオクラをかけて食べていたのを思い出した。
口に運びながら、随分普通の物を食べられるようになったな、と感慨深かった。
美味しい?
すると、夫は、随分はっきりとした意思表示で、頷いてくれた。
久しぶりの納豆がきっと美味しかったんだろう。
安全第一のソフト食は、それが必要な時期もあるだろうけれど、やっぱり、普通の食事が食べたいに決まっている。
「天ざる」と「春巻き」を、どのタイミングで、どんな風に食べさせられるか、思案中だ。
思案中ではあるが、傍らで、いつ何時何があっても、と自分を戒めることは忘れない。
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