ほぼ使わなくなった吸引機、
月々4000円のレンタル料がかかっている、
身体障碍者手帳があれば、補助の範囲で手に入れられると言うので、整形外科の先生に診断書を書いていただき、申請書を提出するところまでこぎつけた。
手帳が手に入るかどうかが判明するまで2か月かかると言う。
先日、訪看さんとケアマネさんと話している時、訪看のIさんが、
「うちの事務所に無料でお貸し出来るのがあるかもしれないので聞いてみます。」
と言われた。
えッ?そんなのあるの?と思った次の訪問時に、Iさんは、吸引機をぶら下げて来られた。
「使わなくなった方から頂いたのが何台もあるので、使ってください。」
との事。
そして、月々4000円の吸引機は、業者さんが引き上げに来られた。
ほぼ使わない吸引機、
安心のための吸引機、
無料で貸して頂けるありがたい吸引機、
出来るならば、初めにそんなのがある事を伝えてくだされば、もっとありがたかったけど、
とにかく、ありがたい。
話は変わって、今日もまた訪問看護の日。
土曜の入浴時に、足の褥瘡が酷くなっているので、翌日曜日、臨時で訪問看護師Iさんが来て下さって、薬を変えて処置して下さっていた。
その時に、恒例の摘便もしてもらったのだが、ほとんど出なかった。
その前の金曜日も、珍しくほとんど出なかった。
そんな訳で、たっぷりと出てから一週間目の今日、
「今日は出るといいですね。」とIさん。
ところが、昨日月曜日に、夫は帰宅以来初めて下痢をしていた。
午前中2回、4時の入浴時にもたっぷり、そして寝る前にまたたっぷり。
寝る前は、衣類からシーツまで全て取り替えなくてはならなかった。
4回ですか、それは大変でしたね。
はい、大変でした。今日は出てないから良いけど、これ、続くと困りますね。
在宅介護の大変な理由は、実はこんな事であったりする。
おしりふきで何回拭いてもあまり奇麗にならなかった夫のお尻を、Iさんは手際よくペットボトルに入れたお湯とハンドソープで綺麗にして下さった。
明日2時のお風呂まで、出ないでほしいです。
心からそう思った。
食事量が減り、順調だった排便が狂ってきて、夫の体は確実に変化している。
一過性の下痢ならいいですけどね。
Iさんはそう言うけれど、死に向かう夫の体が、消化吸収能力が落ちて来て、体がもはや栄養を必要としなくなってきている、と言うのが正解に近い、と感じる。
とは言え、夕食時は目がパッチリと開いて、卵豆腐一個と、豆腐の味噌汁に混ぜたチャーハンをお茶碗に半分位食べてくれた。
デザートのモンブランプリンも全部食べた。
穏やかな良い顔で過ごしている。
これ以上望むことは何もない。
あ、下痢はしないでほしい。
吸引器、無料で借りられて良かったですね。
私も、購入するまで訪問看護の所から無料で借りていました。
チューブの部分だけ買いました。
「長く使うので買った方がいい」というのも訪問看護師さんに教えて貰いました。
レンタルで4000円は高いですよ!
10ヶ月分で買えますよ。
でも、無料がいいですね。
私も、いらなくなったら寄付しようと思います。
ご主人の下痢、着替えが大変なのわかります。
私、腱鞘炎で手が痛かった時「無理」と思いました。
ご主人、美味しいものが食べられて良いですね。
下痢は、ちょっと心配ですので、消化の良いもの、お腹に優しいものを差し上げてください。