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いつでも里親募集中

秋の一日

空は青く、すばらしい秋晴れが広がっています。 今日は、デイがない日。


11時頃、やや落ち着かなくなったヒロくんは、いつもの様に「だいえーいこう。」と言いましたが、この青空の下、スーパーに買い物に出かけるのは、何となく・・・もったいない。

そうだ!久しぶりに裏山に行ってみよう。

まだ、冬眠には早いへびさんがちょっと怖いけど・・・・・裏山を歩く、と言う思い付きが、久しぶりに素晴らしいものに思えてきました。

「裏山、行って見ようか。お天気もいいし、メグちゃんも行きたいって言ってるよ。」と、私はメグちゃんを引き合いに出してヒロくんを誘ってみました。

たけのこ堀以来です。久しぶりの裏山は、相変わらずの表情で私たちを迎えてくれました。

ヒロくんは、以前と変わりなく、さっさ、さっさと歩いて行きます。脚力は健在でした。良かった。

私はメグちゃんのリードを引きながら、ゆっくりと後ろから着いて行きました。ヒロくんの後姿は、元気な頃とちっとも変わっていません。

そんなヒロくんの姿を見ても、最近の私は、過去と今をダブらせる事があまりなくなりました。過去は過去。今は今、です。

往復40分程で、心地よい汗をかいて家に戻ると、ヒロくんは言いました。

「つかれた。だいえーいこう。」


あら?そうなの?ダイエー行くの?買い物、無いんだけど・・・・


私は仕方なくダイエーへ車を走らせました。でも、3分の2ほど走った頃、ヒロくんは、シートベルトを伸ばして、ふぅ、と大きなため息を吐き出したので、これ幸いとUターンして家に戻りました。


昼食を食べ終わると、いつものウロウロが始まりました。トイレの扉を開けたり閉めたりしているので、「トイレ行く?オシッコするの?」と聞くと、「どうしてそんなこというの?」とご機嫌斜めです。

「少し横になったら?」とベッドへ誘っても、反応は同じで、不機嫌さが増してしまいます。

こんな時は・・・・無視に限る。

そう決めて、PCを開いて、コープさんの注文をしていると、傍によって来て、「ねえ。」とか言います。

「おねがいします。」とも言うので、「私に出来る事があったら言ってね。」と顔を上げずに言うと、まだ傍でウロウロしつつ、「もうだめだね。」「もうおわりだね。」などと言います。

そろそろ限界です。本当に終わりが来るといけないので、「コスモス見に行こうか。」と言って見ました。限界なのは、私です。


再び、秋晴れの下、メグちゃんを車に乗せて出発しました。コスモスはまだ蕾でしたが、今の私たちにはどの程度咲いているかはあまり重要ではありません。

コスモスの脇を通り過ぎて、慣れ親しんだ湖のほとりを少しだけ散策して、費やした時間は1時間弱です。たったの1時間しか時計が進んでくれません。

こんな時は、家に戻っても、大抵ウロウロが直ぐに始まります。

やっぱり。

ヒロくんは、ウロウロ、ウロウロ、ウロウロしています。「だいえー」と言う小さな声が聞こえたような気がしました。


「行かないよ。さっき行ったでしょう。山も歩いたし、湖も行ったし、もうどこにも行かないよ。」

今日の私は意地悪です。こんな対応をすると、結局自分がもっともっと大変になる事など百も承知しているのに。

嫌な私。でも、自己嫌悪には陥りません。

だって、こんな状況・・・・無理で当たり前です。爆発を抑えて、PCの画面に見入っていると・・・・ジャー・・・・・・って、何の音?

ヒロくんは、トイレのドアの前でオシッコしていました。こう言う失敗は初めての事です。

あ~あ~あ~・・・・・・もう。

メグちゃんのオシッコシートとトイレクイックルでさっとふき取ったので、簡単な後始末で済みましたが、やっぱり私の心の乱れは、直ぐに形となって帰ってくるのだと自覚しました。

気をつけよう。出来るなら気をつけよう。でも、私にはもう出来ないかもしれない。来春を無事に迎えることなど無理かもしれない。

と、いつになく気弱になっている自分に、危険なにおいを感じます。


よし!明日は絶対にケアマネさんに電話するぞ。




コメント

それぞれの家族の事情は違うから・・・

母のときは、私の個人的理由で1週間ショートに行ってもらったのですが、結局それが引き金になって「預ける介護」に向かいました。
3泊までは我慢できたようですが、精神的に不安定になってしまって、デイ拒否がおこったからです。

「倒れるまで家でやって、有料でつないで特養」という案がだされたとき、父の介護での後遺症を引きずっていた私には「倒れる=死」の重さがありました。

ここで今まで考えたことがなかった有料という選択肢が浮上し、さがし始めました。

このとき有料に踏み切って(落ち着くまでの7~8ヶ月はしんどかったですが)母が施設の生活になじんでくれたことが、今の「母と私」につながっています。

1年8ヶ月後に「血液どろどろ状態による多発性脳梗塞」で大変な状態になってしまいましたが、それでもあのとき施設になじんでくれたことには感謝しています。
(家族は目の前の現実に対処していくしかない!)

あのホームは特殊だったと思いますから、認知症を正しく理解してくれている施設なら大丈夫だと思いますよ。

momoさんにゆとりが生まれる体制づくりが望まれます。

最近は、

誠心誠意対応してくださって、家に居るよりも本人も家族も幸せに暮らせる、と言う施設が必ずあると思うのですが、そこに出会えるまでに、お互いに精神的にもつかどうかが問題だと思います。

それぞれの家庭の事情や性格もありますからね・・・

デイに通わせるかどうか迷っていた頃に、「施設に行くくらいだったら死んだ方がましだ。」と言っていた言葉が忘れられません。

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