役所からのの面接調査も無事に終了し、次は罹りつけのお医者さんに「意見書」を書いて頂く様にお願いに上がらなくてはなりません。
「出来るだけ重症っぽく書いてもらった方が良いですよ。」とある方からの入れ知恵をもって、ここは何としてもヒロくんをお留守番させて、私が一人で先生に掛け合わなくてはならない場面です。
息子にヒロくんを連れ出してもらい、私は精神科の診察室で初めてM先生と二人で向き合って座っておりました。
そして、今まで話したくて仕方が無かったウンチ事件の事、Sさんの施設で見せた奇跡の笑いの事、介護保険を受けることに決めた事、などなど・・・・ひとしきり話しました。
M先生は、介護保険を受け、デイサービスに通う気になった事をとても喜んで下さいましたが、
「ヒロさんの場合、体が何ともないので、介護度が出にくいのです。精神のほうはなるべく重く書いておきますが、でもウソは書けないですからねぇ・・・」と、少々お困りのご様子。
M先生「幻覚を見るような事はありませんか?」
私(あります、と言いたい所だけど)「いいえ。」・・・・でも、いつか幻覚に怯える日も来るのかと気がつきました。
M先生「でも、風呂でウンチすると言うのは、これは大変な事ですよ。」と、最後はやはりウンチで締めくくられ、意見書作成の依頼は終わりました。
こうして、介護保険申請の諸手続きは終了し、後は一ヵ月後の判定を待つだけです。そしてその間に、支援センターさんから教えて頂いた地元の施設をいろいろと見て回る、私とヒロくんの施設巡礼の旅がはじまったのです。
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