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いつでも里親募集中

いつもいつもヒロくんが隣に鎮座している状態の私に、久しぶりに訪れた「一人」の時間です。
Yさんは、黙って私の話を聞いてくださいました。 普通のサラリーマンだったヒロくんが、脱サラして今の家業を引き継ぐ事になったちょっと複雑な事情、さらにそれを受継ぐ事になった息子たちの事。

どんな風におかしくなり始めて、どんな風に今に到ったのか。もちろん、私の心を大きく揺さぶった3回にわたるウンチ事件の事。

そして、天使と悪魔が同時にささやく私の心の中。Yさんは仰いました。

「無理ですよ。ご家族には無理ですよ。私達は8時間働いたら家に帰れるのです。だから出来るのです。ご家族は、24時間365日。無理で当たり前なのですよ。」

涙があふれてきました。両手で顔を覆い、声を上げて泣きました。ヒロくんが認知症と分かってからも、私は人前では絶対に泣く事はありませんでした。

心配してくれる身内の前でも、「認知症?どうってことないって。」と平静を装って暮らしてきました。
それが、初めて出会ったYさんの前で、どうしてこんなに涙が出るのだろうと不思議なくらい泣けました。

「良いんですよ。泣きたいときは泣けば。」・・・・この言葉でまたまた号泣。強がって暮らしているけど、やっぱり私ってかなり無理してるんだなぁ、と客観的に自分を分析してる自分がいます。

私が落ち着くのを待って、Yさんは小規模多機能ホームについて説明して下さいました。
今の所市内で唯一つの施設である事。普通の施設を利用する時と違って、介護度に応じて定額を納めれば、希望によって何日でも利用できる事。

365日対応可能で、デイサービスはもちろん急な泊りも受けられる事。小規模なので、限られた職員がお世話するので、利用者が安心できる事、などなど・・・・・家族にとっては、理想的なお話しでした。

家族を預ける身としては、同じ場所で顔なじみの職員さんが世話してくださる事は、大きな安心につながります。Yさん曰く、

「ご家族にとってはとても良いと思います。今は定員もあいてますので、私達もお受けする事が出来ます。後は、本人さんとの相性だけですね。」

どんなに良い施設で職員さんが一生懸命お世話してくださっても、どうしても相性が合わない場合もあるとの事。どうか、ヒロくんがここを気に入ってくれますように。奇跡の笑いは無いにしても、皆さんと楽しそうに過ごしていてくれます様に・・・・

そう願いながら、ヒロくんが待つリビングへとお迎えに行きました。・・・・・静かです。
おじいちゃんおばあちゃんたちは、TVに向かってじっと座ったままで、会話はありませんでした。ヒロくんもじっと座っています。

Sさんの所とのギャップに少々重いものを感じましたが、仕方ない・・・やはり、Sさんの所は「Sさんのところ」だったのです。

それでも、Yさんには心からのお礼を述べてNホームさんを後にしました。

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