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いつでも里親募集中

ヒロくんお気に入りのSさんか、私お気に入りのNさんか・・・・・SかNか・・・まるで磁石の両極を行ったり来たり・・・・考えは揺れ動いていました。 とにかく、もう一度両方を見学に行ってそれで決めよう。

ここまで突っ走ってきたのだから、ラストスパートで決めてしまおう。ここで立ち止まったら、また元に戻る。元の絶望に押しつぶされてしまう。そう思って、SさんとNさんにもう一度TELしようと思い、何度も受話器を手に取りました。

でも、この期に及んで私の心の中では、まだ天使と悪魔が激しいバトルを続けていたのです。

「本当に行かせる気?ヒロくんは行きたがっていないよ。」

「そんな事ないって。早くTELしなさい。」

「そんなに急がなくても、まだ家で過ごせるでしょう。結局、オマエが楽したいだけでしょ。罪悪感に気がつかない振りしたってバレバレだよ。」

「ちがうちがう。ここで止めたらダメ。早くTELしなさい。ヒロくんだって、行くって言ってたでしょう。」

「かわいそうなヒロくん。本当は行きたくないのに、オマエが行かせたがっているのが分かるから、だから自分から行くって言ってるのよ。そんな事分かるでしょう。」

延々と会話が続いています。

私が結論を出したのは、ヒロくんが愛犬シロちゃんに向かってポツリと呟いたその一言でした。
「しろちゃん・・・・おわかれだね・・・・」

その一言を聞いた時・・・・・あ~行きたくないんだ、この人は本当は何処にも行きたくないんだ・・・私はそう確信しました。

「やめよう。もうやめよう。このまま家で過ごそうね。それでいい?」こう問いかけた私に、ヒロくんは、「このままでいいんだ、このままで」と繰り返しました。そのヒロくんの眉間には苦悩の皺が刻まれていました。

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