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いつでも里親募集中

まず・・・・・・・電話です。どこに?病院です。




ケアマネさんや、このブログを読んで頂いている皆様から教えて頂いた様々な情報などを元に、病院をいくつかに絞って見ました。


一番の条件は、「いい病院」ですが、距離も大きな要因となります。


あまり遠くては、通う事が難しくなるので、出来るだけ近いに越した事はありません。


ネットを見た限りで、ちょっと気になっている病院があります。


認知症専門の病院で、かなりの歴史もある。何より私の心を引いたのは、絶対に拘束しないと書いてある事。


そして、とても人間らしいケアが行われていると感じられたからです。


もっとも、HPを見ただけでは本当の事は分りません。まず、電話です。



まず電話・・・・・なんて、いとも簡単に電話をかけた様な印象ですが、私が受話器を取って、電話番号を押すまでには、何日も何日も時が流れているのです。


昨年からだから、2年越し?でしょうか・・・・・それほど、小心者なのです。


精神科の病院へコンタクトを取ると言う事が、私の中では、大きなハードルだったのです。



でも、今年は、やると決めたから、やらなくてはなりません。

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心臓の鼓動が聞こえてしまうのではないかと心配しながら、一つ一つ間違えないように番号を押しました。


「はい、K病院です。」


柔らかい感じの男性の声は、直ぐに医療相談室へと電話を繋いでくれました。


はい、医療相談員Tでございます。

若い女性の声が聞こえてきました。



声って、大事です。顔が見えない分、声の大小、しゃべり方の速度、抑揚、などで、相手を安心させたり不安に陥れたりします。


Tさんの「声」は、まず私に安心感を与えてくれました。とりあえず、電話した事を後悔する事はなさそうです。



すみません・・・・初めてお電話させていただくのですが、若年性アルツハイマーの夫の事で、ご相談したいのですが、宜しいでしょうか?


はい、どうぞ


昨年12月に、ケアマネYさんに勧められて電話してみた近所の心療内科クリニックの受付のお姉さんみたいに、

「今、受付が大変混んでおりまして、ゆっくり話を伺う事が出来ないのですが・・・・」なんて、言われなくてほっとしました。



私は、7年半前から今に到るまでの状況を話したあと、


今、一番心配なのは、現在かかっている病院がいざと言う時に受け入れてくれることが出来ないので、在宅で介護していて、不安で仕方が無いと言う事です。また、今の先生とは残念ながらあまり信頼関係が築けなくて、病院を変わりたいと思っているのです。


と、はっきり言ってみました。



Tさんは、口を挟まずにゆっくりと話を聞いて下さったあと、


お話しを伺って、奥様はとても頑張っておられると思いました。


こんな言葉一つだけで、ぐっと来るものがあります。



そして、


K病院では現在は、外来での診察を積極的にはしていないのです。また、緊急の受け入れ、と言う事ではご希望に添えないかもしれません。



なんだ・・・・そうなの。ちょっと、がっかり・・・・・・



Tさんは、言葉を続けられました。


認知症の治療病棟については、ご存知ですか?



いえ、全く知識が無くてお恥ずかしいのですが、私は今まで、精神科の入院と言うと、いよいよどうしようもなくなってから入院して、そのまま戻ってくる事は出来ないと思っていたのですが、最近、色々な人に教えてもらったり自分で調べたりして、そうではなくて、周辺症状の緩和のために入院して、落ち着けばまた家に戻れる事もあると言う事を、つい最近知ったのです。


正直に、無知を暴露しました。



みなさんそうですよ。


ここで、「あ、そうですか」と言われるのと、「みなさんそうですよ」と言われるのでは、雲泥の差があります。



それ程、追い詰められた家族の心はデリケートになっています。



Tさんは、詳しい説明を始められました。(以下、私の記憶を基に書いてゆくので、実際にTさんが話されたこととは多少違っている可能性があります)



認知症の治療病棟には、短期治療病棟と長期療養型と言うのがあります。

短期治療病棟と言うのは、大体3ヶ月位を目安にして、治療目的で入院していただきます。

多少強めの薬で使うので、症状が落ち着く反面、副作用が出やすいとい言う事があります。

例えば、体が傾いたり、よろめいたり、涎が出たり、する事もあります。

また、治療が目的なので、介護の面で行き届かない事があったり、徘徊などで治療が難しい場合、拘束したりする事もあります。


それに対して、長期療養型と言うのは、短期治療が終わっても、様々な理由で家に戻れなかったり、引き続き投薬治療が必要だったりする方が入られます。


短期型とは、使う薬が違うので、緩やかな治療になります。

例えば、一つの薬が効かなかったら、暫く止めて見たりする事もあります。


また、じっとしていられなくて動き回られる方が居られても、拘束する事はなく、職員がマンツーマンで付き添います。


でも、夜間など、人手の関係でどうしてもマンツーマンと言う訳には行かない事があるので、転倒したりなどと言う事が日常的にあります。


K病院には、短期治療病棟はなく、長期療養型となります。





Tさんの説明はとても分りやすかったです。そして、私は、ヒロくんを入院させるとしたら、短期型ではなくて、長期型が心にしっくりと来る、そう感じました。





色々な所を見学に行かれて、病棟の雰囲気や入院されている方の表情をご覧になったり、不安のある事を、具体的に、こういう場合はどうするのですか、と質問されると良いですよ。


Tさんの親切な言葉に、私はまずK病院さんの見学に行く事をその場で決めました。



Tさんに案内して頂ける日を選んで、予約を入れました。


電話で相談した同じ人に案内して貰える、と言う事も、安心の一つです。



その後も、Tさんは、とても親切に病院までの行き方などを説明してくださいました。



我が家から最寄の駅までがバスで30分、電車に乗っている時間はほんの10分程度ですが、そこから病院までがバスで40分かかるそうです。


車で行くなら一時間ほどで行けそうですが、都会方面に走るのが苦手な私は少々気が重いのです。春まで待てば、運転手が確保できるけど、とてもそれまで待てそうにはありません。



でも、そう言う便の悪さを考えに入れても、K病院へは行って見る価値がありそうです。




良かった。



電話してみて良かった。




数日後、Tさんから送られてきた病院のパンフレットには、しっかりと印が付けられたバスの時刻表と共に、「1月○日、12時にお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。」と、手書きのお手紙が添えられていました。







来週、行ってきます!


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コメント

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よかった

いつもいつもがんばっておられるomoさんのお姿に、私が励まされています。
わたしなど、まだまだ要介護1の認知症77歳のお姑さんとの毎日。
夜寝てくれないときも、お姑さんの機嫌さえ良ければ寝てくれないくらい・・・と思えるようになってきたのはmomoさんのブログに励まされているからです。
今は小規模多機能ホームへのデイサービスへ誘うためにあれこれ試行錯誤しています。
まだまだ初めの一歩です。
今回の病院のお話も、全く知らないことばかりでとても参考になります。
瀬戸内の島ですので、momoさんの遠い場所にある病院へ行くことがどれだけ気持ちの上でどれだけ大変かわかる気がします。
とても優しい相談員Tさんでよかった。
いつもいつも応援しています。
どうかお身体大切に。
こちらは新年早々私がインフルエンザとなり、お姑さんの面倒をみてもらうのにあちこち親類に電話しまくり、やっと2日だけ昼間も布団でゆっくり寝ることができました。
介護者のカラダが一番大切!
どうか無理をなさらず・・・と言っても無理せざるをえないんですもの・・・。
余力のあるうちの次のステップ。本当によかったです。
しまなみの島のひとつにもmomoさんの応援者がいますです~。
それと。かわいい介護犬ちゃんも。
うちのシーズーの介護犬君がいます。
いつでもどんなときでもこの子達は優しいんですよね~。

大きな1歩

自分の心の中の壁を乗り越えられましたね。
拍手!

よい病院との出会いがありそうでほっとしました。
父のとき見学した入院病棟とは雲泥の差がありそうです。

家族がほしいのは、安全と安心です。
見学が無事にすみますように!

おちょぶ~さん

はじめまして。コメントありがとうございます。



瀬戸内海は、その昔、父親の転勤で宇高連絡船(もう、ないですよね?)に乗った事、子供たちが小さい時にサンフラワー号で、橋の下を通った事、などの思い出があります。

そうだ!

20年近く前、主人と二人でバイクで四国のスーパー林道を走りに行く途中に、小さな島に立ち寄った事がありました。

瀬戸内の島と伺って、そんな事を懐かしく思い出しました。



我が家は、今こんな状態で、振り返れば、昔はまだまだ楽だったわと思うけど、その時はその時の大変さがあります。

おちょぶ~さんも、お体お大事にぼちぼちとお過ごしくださいね。体の健康と心の健康を如何に維持するかが、なが~い介護を乗り切る為に必要です。

あ、あと介護犬も。シーズーくんによろしく!

mikiさん

この壁は、随分高かったけど、越えてしまえば、後はなんとかなりそうな気がしてきました。
(今、背伸びして壁の向こう側を覗いている感じです)

今しばらく見守っていてくださいね。

良いところがみつかりそうで何よりですね。
壁を乗り越えたら、今までとは違う風景がみえるかも?です。

我が家の義父は、まだがんばると言っています。
義父が倒れたら。。余力があるうちに。。と言う家族の想い、そしてメインで介護している人の思い。。
義母の想いは。。。私達にはわからない。
本当に難しいです。

我が家にはセラピードッグはおりませんが、一歳になる息子が最大の癒しです。
産まれて一年で、歩き出す。。この成長したい!!と言う強い思いをみると、人間ってすごいな~と日々感心します。
育児とは育自(自分)なのですね。
では、介護とは。。父にとっては悔悟となっていることが気がかりです。
こちらのブログに伺って、ゆれている父の気持ちがようやくわかってきた気がいたします。

今年も寄らせていただきますね。
よろしくお願いいたします。






すーさん、こんにちは

壁の高さや、乗り越える時期は、100人100様でしょうね・・・

私も今、向こう側を覗いて、いよいよ乗り越える決心をしたものの、誰か(って、自分ですけど)に足をひっぱられてまた顔を引っ込めたり・・・完全に乗り越えるにはあと一段の踏み台が必要です。

来週の見学が、その踏み台になってくれる事を望んでいるのですが・・・・

お父様の心の中にもきっと色々な想いが交錯されていることと思います。

今、介護している自分たち夫婦のあり方だけではなくて、結婚した時からの過去に遡る色々な感情も湧き上がってきます。

すーさんには、1歳の坊やが居られるのですね!

顔を見せてあげるだけで、お父様とお母様にとっては、ワンちゃんよりもずっとずっとセラピー効果抜群ですよ。



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