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最後の休日

12月23日以来、久しぶりに昼間ヒロくんが家に居ます。

Nホームさんの協力のお陰で、年が明けてからも毎日デイが続いていましたが、今週から一日だけ家で過ごす日があります。


もっとも、入院が近づいているので、いつまで続くかは、分りませんが・・・・


もしかしたら、今日が最後の休日となるのかもしれません。



そう、きっと今日が最後だ(期待を込めて)。


朝起きた時は、この最後の休日をどのように過ごそうかと考えてワクワクしていました。


神様はいつも私の味方をしてくださるわ。本当にいいお天気。



iiotennki


午前中は、いつものダムに行って、午後はあっちの湖に行って・・・・そうだ、ポットに熱いコーヒーを入れて行こう。


お菓子も持っていって、車の中で最後のピクニックを楽しもう・・・・


そんな楽しい一日を描きながらスタートした、最後の休日でした。


dekinohiroshi




「お天気が良いから、○○ダムへ行こうか?」と、誘って見ると、ヒロくんは、自分が着ているシャツの裾を引っ張りながら、何か言いたげにしています。


分った!


しまむらに行きたいの?


うん、そう


やっぱり。



ダム行きを止めてヒロくんのご希望通り、しまむらに向かいましたが、途中でヒロくんは眠ってしまいました。どうしようかな・・・・?


私は、眠っているヒロくんを隣に座らせたまま、今までに散々二人で出かけた道をドライブしました。


これが最後。今日が最後。


途中で目を覚ましたヒロくんは、しまむらに行く事を忘れていなかったので、私は当初の予定通りしまむらの駐車場へ車を止めました。


果たして、店内を歩くことが出来るだろうか?「買い物」が出来ない事は分っていましたが、せめて店内を歩く事だけでもさせてあげたい。


だって、今日が最後だから。


そんな私の勝手な気持ちが結果的にあだとなりました。このまま、車から降りずに、家に向かえば良かったものを・・・・



車から降りたヒロくんは、「オシッコ」と言いました。


家で済ませたのに・・・・・以前から、ここに来るとトイレに行きたがるくせがあったのですが、まだそれも忘れていなかったようです。


しまむらのトイレは、男女に分かれた小さなトイレで、男性用トイレには、小便器の他には、和式の便器があるだけです。


幸い、誰も居なかったので、私はヒロくんを連れて、男性用トイレに入りました。


立ってしてもらう以外にないので、所定の場所に立たせると、ヒロくんはズボンを降ろしてパンツまで脱ごうとしました。


これはまずい。座る便器はないし、立ってすることはとても無理そうだったので、私は早々に退却する事にしました。


狭いトイレの中で、修羅場になってしまうのを誰かに目撃されるのは嫌だったのです。


本気でオシッコしたい訳ではないだろうから、家に帰るまで大丈夫だわ、とも思っていました。


そして、混乱が始まったヒロくんを宥めすかして、何とか車の助手席に座らせると、急いで家路に着きました。


ところが、ヒロくんは、車の中で、今までに無いほどの激しい混乱振りを披露し始めたのです。


ドアのあちこちに手をかけるので、あわててロックしました。シフトレバーにも手をかけ、前に後ろに動かそうとするので、危険を感じました。


こんな事は初めてです。



何かぐちゃぐちゃとしゃべっています。




もうおわりだ・・・・・




もっとはやく・・・・




こんな言葉が聞き取れました。




ほうほうの体で家に着くと、ヒロくんは直ぐにオシッコと言い、トイレに連れてゆくと立ったままたっぷりのおしっこをしました。



あれ?そんなに溜まっていたの?



私は、ここまでの行動の反省会をしました。もちろん一人で。



ヒロくんは、しまむらで本当にオシッコがしたかった。ところが、私はそれはうそだと思って、修羅場を避けるためにさっさと車に乗せてしまった。


何故、オシッコさせてくれなかったんだと言うヒロくんの抗議の行動が、車の中で繰り広げられていた。



ヒロくんが荒れるのには、必ず理由があるのです。



それを分ってあげられない時に、混乱を起こし、怒り、暴力を振るい、挙句の果てに、「この人はもうダメだ。」と言うレッテルを貼られてしまう。


これが正しいかどうかは分りませんが、ヒロくんを見ている限りそんな気がします。



ちょっと前なら、そんな究極の混乱を起こしているヒロくんを見ていると、逆に怒りが湧いて来たり、絶望や悲しみを感じたものですが、この生活に期限がある事が分っている今は、至って冷静で居られます。



分ってあげられなくて、ゴメンネ・・・・・


私がもっともっと優秀な介護の達人だったら、狭いトイレの中でも、ゆっくりと時間をかけてオシッコさせてあげられたのにね・・・・



たとえパンツを脱いでしまっても、この人は病気なんですよ、と言うオーラを発信して、人の目なんか気にしないで居られたのにね・・・



そもそも、しまむらの駐車場で車から降りないと言う判断を出来れば良かったのにね・・・・



ゴメンネ、分ってあげられなくてゴメンネ、上手く出来なくてゴメンネ・・・・









でも・・・・・





不思議な事に、今の私は、そうは思っても、それで自己嫌悪には陥る事がありません。




だって・・・・無理なんだもん。




これ以上は、私には無理なんだもん。





小学生が大学受験の問題が解けなくても、自己嫌悪に陥ったりはしません。


こんな問題できないわ、って思うだけです。


自分の能力の限界。


これ以上は、努力で何とかなる範囲ではない。




そんな・・・・感じ。開き直りでしょうか・・・・・





でも、結果的には、この午前中の混乱が元で、私が期待していた「楽しい最後の休日」はご破算となってしまいました。



激しく荒れることはそれ以上は無かったものの、絶えずしんどそうに苦しそうに、落ち着き無く動き回ってしまった「最後の休日」でした。






ヒロくん、本当にゴメンネ。介護の達人にはなれなくて・・・・・・・



tatsujinnmuri




そして・・・ただ今夜中の3時。夜勤もあと何回かな・・・・?






コメント

穏便に・・・

ここまで精一杯尽くしてこられたのだから、
ひたすら穏やかにそのときを待ちましょう。

精神力だけでやっていけるものではない。
多くの家族が体験してきたことです。

また違った景色が見えてきて、
また違った尽くし方ができるでしょう。

今は我慢のときかもしれません。
ひたすら穏便に、穏便に。

はい、穏便に、穏便に・・

せっかくここまで来たのだから、お別れのその時まで、修羅場にならない様に、穏便に、穏便に・・・・

後悔がない様に、送り出してあげたいものです。

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