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病院巡り

この一週間で4つの病院を見学しました。



受け入れできないとの連絡を、とてもとても申し訳なさそうに連絡して下さっているK病院のTさんに、


そうですか・・・・・助けていただけないんですね。

それじゃあ、そちらと同じ様な療養型の他の病院を紹介して頂けませんか・・・・



なんて、


随分失礼な言い方をしてしまった私に対しても、Tさんはあくまで優しく丁寧にお返事してくださいました。


この時点で、私はまだ、短期治療型=精神病院 と言うイメージが拭えなかったのです。


単なる病院のリストならお知らせする事は出来ますが、近辺の療養型の病院でお勧め出来るところは、ないんです。

他の病院に入院されている方から、何らかの不満があってK病院に相談に来られる、と言うことが良くあります。



紹介できないと言う言葉に、再び暗澹たる思いを感じましたが、それはTさんがK病院の対応に自信を持って居る事に他なりません。



そうですか・・・・・じゃあ、主人みたいな人は、いったいどうしたら良いんでしょう?


もしかしたら私は、「もう、死ぬしかないのでしょうか?誰も助けてくれないのでしょうか?」なんて、言っていたかもしれません。



Tさんは、言葉を続けられました。


短期治療型の病院になりますが、K2病院と言うのが、この近くにあります。3ヶ月位の急性期の治療なのですが、このK2病院は、薬も最小限に抑えて、退院される時も、歩行などの状態が、入院時と殆ど変わらないで出てこられます。

K病院の医師も、K2病院は信頼しています。名前を挙げてお勧めできるのは、K2病院だけなのです。





電話を切って、夕方までぼーっとしていた私ですが、何か行動するとしたら、K2病院にTELする以外に思いつきませんでした。



夢遊病にでも取り付かれている感じで、K2病院の番号を押していました。



電話に出たお姉さんに事情を話しました。



何とかしてもらわないと、今この電話で話している会った事も無いこの人に何とかしてもらわないと・・・・・・



ワラにもすがる、いえ、鬼気迫る雰囲気でも感じてくださったのでしょうか、お姉さんは3日後の外来の予約を入れてくださり、



「入院に関してはその時に医師に相談してください、直ぐには入れませんが、そんなに長くお待たせすることも無いと思います。」


と、言われました。



とにかく、3日後にK2病院へ行く事が決まって、私はほんのちょっと落ち着きを取り戻しました。




そうだ、ケアマネYさんに連絡しておかなくては。



Yさんには、Tさんからの断りのTELが入った後、直ぐに一報を入れています。



ほぼ、パニック状態のまましゃべっていたのではないかと思います。



まさか断られると思っていなかったのはYさんも同じで、私の報告を聞くと、どうして~!!と、珍しく感情を顕にした声を上げられたのが印象的でした。



でも、そこは職業ケアマネさんなので、直ぐに冷静になって、TさんにTELを入れて、今回受け入れられなかった理由を詳しく聞いたり、待機リストには必ず載せておいてください、とのお願いなどして下さいました。





私は、その時抱えていた不安・不満・苛立ち・絶望感・孤独感などで味付けされた、何とも美味しくない、どろどろした自分自身の心の内を吐き出す相手に、Yさんを選びました。




結局、うちみたいな者は、誰も助けてくれないんですね。


そんな事ないですよ、momoさん。


じゃあ、いったいどうしたらいいんですか?


・・・・・・・・・・・


Yさんも、直ぐには答えがありませんでした。



もう・・・死んだ方が良いですね。私に殺された方が主人は幸せですね。


そんな事したらmomoさんの人生も終ってしまいますよ。



ケアマネさんてつくづく大変なお仕事だと思います。



こんな馬鹿げた会話の相手もしなくてはならないのですからね・・・




若年性のデータがないので、はっきりは分りませんが、今が一番辛い時ですよ。


なんて、慰めてあげても、



だからぁ・・・・・・今・・・・助けて欲しいんです!



なんて、切り替えされてしまうし・・・・





いったい、どうしたら・・・・いいんですか?



あまりにうじうじしている私に、とうとうYさんは業を煮やされたのでしょうか。



じゃあ、誰かが何とかしてくれると言うのですか?



檄が飛んできました。私にとっては、あまりに厳しい檄でした。




Yさんは、私は叱咤激励すれば伸びるタイプ、と思われたのでしょうか・・・・




振り返って見ると、まんざら当たってないでもないのですが、絶望以外の何物をも感じて居なかったその時の私には、泣き面に蜂、スズメバチの大群でした。





分ってるのに・・・・自分で何とかしないとダメな事くらい分っているのに・・・・



うそでもいいから、


「そんなに落ちこまなくても大丈夫ですよ。私が着いているから。次の道を一緒に探しましょう。絶対大丈夫。私が着いているから心配しないで。」って・・・・・・・


言って欲しかったなぁ・・・




なんて、



外でいじめられた後、家に帰って、思いっきり母親に抱きしめられたい幼児みたいに、心細い心境でした。




そんな午前中のやりとりを思い出しながら、K2病院へ外来で行く事になった報告をする為に、YさんにTELを入れました。



Yさんは、私の報告を聞いた後、


あ~、良かった、momoさんが落ち着いて。

実は、私もあの後色々病院を調べました。S病院なら空きがあるので直ぐにでも入れそうです。

系列にグループホームを持っているので、退院した後にも繋がります。場所もとても近いですよ。




なんだ・・・近くにそんな病院があったの?・・・もっと早く教えて欲しかったわ・・・・



私は、初めてYさんから具体的な現実味のある情報を貰って、即座に「あ、もうそこにします。」と返事していました。



その時は、何としてでも、出来るだけ早く、私の目の前から別人となってしまった夫の姿を消してしまいたいと思っていたのです。





でも、万一、私がK2病院へTELする前に、YさんからS病院の情報が入っていたら、今頃ヒロくんの運命は大きく大きく変わっていたかもしれないと思うと、背筋に戦慄が走るのです。





K2病院とS病院。





行かなくちゃ!




コメント

必要な檄でしたね

私は、夫に突き放され、突き放され、やってきたので、momoさんには必要な檄だったと思います。

私は、父のことでのつらさをずっと引きずっていました。しかし、ここ数ヶ月のヒロ君の状態に、すべてを受け入れることができるようになりました。
決断に関しては家族が全責任を負わなければならないんだと、改めて思いました。

父も、母も、病院とは無縁のままの施設生活でしたが、父の場合は身体の機能回復のリハビリとはいえ父にも私にも2ヶ月ほどつらい時期がありました。
しかし、その時期があったから、父は死を受容した澄んだ心境で旅立っていくことができたんだと肯定的に受け入れることができるようになりました。

母は、不運としか言いようのないもので、大変な後遺症を生きなければなりませんでした。
しかし、娘が立ち直るまで生きていてくれるありがたい存在です。
娘をかばって、私の心を軽くしてくれる、そういう反応をしてくれるのです。
介護がなかったら、母の人間としてのすばらしい本質は表面にはでてこなかったでしょう。

私の場合は、高齢の両親ですから、無事に送ることができれば幸せ以外のなにものでもありません。
逆縁だけは避けてきました。

認知症は、人間が発症する病のなかでも、本人にも家族にもつらい、つらい病です。
条件に恵まれれば理想的な介護もできるのでしょうが、それぞれの家族の条件でやっていかなければなりませんから苦労している家族も多いと思います。

今回、4つ病院の見学をされて、いざというときの場所を確保されたということは、大きいですね。
今の安定状態がつづいてヒロ君が落ち着いてくれたら、病院のお世話にならないですむかもしれません。
ほんの少しだけ希望がでてきましたね。

理想的な介護が出来る環境にある家庭は、とても少ないでしょう。

自分が出来る事を精一杯しているつもりでも、それでも反省や後悔が沢山あって、中々平常心では過ごせないのが現実ではないでしょうか。

あの病院に断られたから、とか、ケアマネさんがもっと親身になってくれていたら、とか、自分の苦しみの原因を外に探して、誰かに責任転嫁する事で、無意識であってもそれでちょっとでも楽になりたいのが人間の悲しさですが、そこに救いはないかもしれませんね。


K病院から断りのTELが入ったどん底の日、希望をなくしている私に、息子が、

「最後は上手く行くと、思いながら動いた方がいいよ。」

「そう思ってここまで来たのに、結果がこれだったのよ。」

「いや、これは途中経過であって、最後ではないよ。」

こんな会話をしました。



責任や、救いを、外に求めている間は、安らぎは無いのかもしれません。

全て、自分の心の中で処理する事のような気がします。

なかなか、出来ないですけどね。



頼りになる息子さん

若くても家業を責任をもって回している息子さんの言葉は、説得力がありますね。

現実から逃げない。
どんなにつらくても現実と対峙する。
これ以外に道はないと思います。

たとえ施設や病院のお世話になっても、介護は放棄しない。
この気持ちさえあれば大丈夫ですよ。

突発的な病気・事故によらないないかぎり、人間が本来持っている生命力は強いです。
まだまだ道半ばです。

頑張っていれば最後は報われる。
そういう介護であれば幸せだと思います。

mikiさんも、辛い事苦しい事、沢山、たくさ~ん、経験されてここまで来られていますね。だから、強いんですね。だから、優しいんですね。

現実からは、逃げたくても逃げられません。最近、食欲旺盛の主人の生命力は果てしないと感じられます。

まだまだ先がありそうです。ゆっくり行かなくてはね。

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