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いつでも里親募集中

自然環境に恵まれた我が家は、たっぷりとその恩恵を受けていると同時に、不便さも享受しなくてはなりません。

最寄の駅から家まで、バスに乗ると30分かかります。


そして、そのバスも、年々路線が縮小されてしまい、今では朝夕のラッシュ(?)時には1時間に2本、それ以外の時間帯は1時間に1本ある時もあれば、ない時もあります。



昼過ぎにバスで我が家へ来た人は、夕方4時まで帰れない、と言う事態にびっくりされます。



駅から家に帰るバスは、夜9時半発が最終です。



ヒロくんが元気だった頃、そして、病気になってもまだまだ一人でお留守番ができていた頃、私は家族のアッシー君となっていました。



最終バスを過ぎる時間になると、お出かけしていた誰かは、電車に乗る前にTELをしてきて、その到着時間に合わせて、私は駅へお迎えに行っていました。


昔は、外でバリバリと働いていたヒロくんをしょっちゅう迎えに行き、帰り道はヒロくんが運転席に座り、私は助手席に移動しました。


息子がヒロくんの代わりをする様になって(せざるを得なくなって)、私は頻繁にケンのお迎えに通いました。


始めの頃は、「ケンを迎えに行ってくるね。」と言うと、ヒロくんは大人しく家でお留守番をしてくれました。


その内に、お留守番できなくなってしまったヒロくんは、一緒に車に乗ってお迎えに行きました。


時が経ち、それも出来なくなってしまった頃、私にアッシー君依頼のTELがかかってくる事はなくなりました。


息子たちは、自分の車で駅まで出かけ、周辺のパーキングに止めて帰りの足を確保していました。


アルコールが入る時は、タクシーで帰って来る事もありました。2,600円ほどかかります。


また最近は便利なネットカフェとやらもあるそうで、1,000円ほどで一晩過ごせるそうです。


お迎えに行けなくなってしばらくは、ちょっと気になっていましたが、ヒロくんの状態が悪くなるに連れて、「お迎え」なんて、そんな「どうでもいい事」は、私の頭の中からすっかり消え去っていました。





昨夜の事、最終バスの到着時間が過ぎても、ショウが戻ってこなかったので、私は珍しく携帯にTELをして見る事を思いつきました。


ヒロくんは、8時頃から熟睡しています。相変わらず良く眠れる「夜の奇跡」が続いているのです。


時刻は11時です。


バスがないから、タクシーに乗るかな?いや、ショウはケチだから乗らない。


歩いて帰ってくるかも。それとも、友達に迎えを頼むかも。


24歳・男なので、私は全く心配はしませんでしたが、それでも携帯にかけて見ようとかと思ったのは、この所ずっと続いているヒロくんの絶好調のお陰で、肉体的にも精神的にもゆとりがあったからだと思います。



何処に居るの?もう、バスないよ。


え?そうか、忘れてた。


なんだ、のんきだねぇ。どうすんの?


迎えに来る気ない?


わあ~、アッシー君の要請だわ。いったい、いつ以来だろう?


私は、仕事から一時帰宅している次男のコウに、行って来ても良いかどうか聞いてみました。


熟睡しているとは言え、ヒロくんを一人で家に置いてゆく事は、怖くて出来ません。


コウがしばらく家に居てくれると言うので、私は随分久しぶりにアッシー君となる事に決めました。


分った。迎えに行ってあげる、ショウには、お世話になったからね。


なんて、私は変な理屈をつけたのですが、本当は、すっかり忘れていたアッシーくんと言う行為を、久しぶりにまた、してみたかったのです。



随分久しぶりに夜遅い時間に車を走らせながら、私は、こんな「普通の生活」が再びできるようになった事に不思議な喜びを感じていました。



遅くなった家族を迎えに行く、と言う当たり前の事が、今までずっと出来なかったんだわ・・・・



100%、いえ、200%と言っても過言ではない位、私の生活の全てはヒロくんの為に費やされていました。


ちょっと前なら、家族の誰かが、終バスに乗り遅れる時間になったとしても、私はそんな事には全く気がつく事はなく、ヒロくんが寝ていれば、自分も寝て体力を蓄える事に必死だったのです。


他の誰かが困っていたとしても、そんな事「どうでも良い事」だったのです。


こんな正常ではない生活を、いったいどれ位続けていたのだろう・・・・・?




今のこの絶好調な日々に、喜びと不安を感じつつ・・・・



夜道を走るアッシーくん、心はうきうきしていました。


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コメント

私は娘のアッシーさんでした。
終バスに乗れるのは数か月に1度の仕事。
終電に乗る前にメールをくれますが夫はもちろんベッドに入っている時間。
それでも必ず「迎えに行ってくるわね」と声をかけて行きます。

だんだん、夫の介護に体力を使うようになり(私も年を重ね)12時を過ぎるともう、クタクタで車で10分足らずの最寄り駅にも行けなくなりました。

今となっては懐かしいアッシーさん時代でした。

ベンジャミンさん、こんにちは

そうでしたか。そんなアッシーさんの思い出がおありだったのですね・・・

確かに、アッシーさんも体力勝負で、遅くまで働いて帰ってくる人は本当に大変だけど、それをひたすら待っている自宅待機組も、実は結構疲れるんですよね。きつい介護との両立は無理ですねぇ・・

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