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いつでも里親募集中

明日、K病院へ入院させるんだ。


大きな落胆の日から、2ヶ月が経過したけれど、結局K病院とはご縁があったという事。


むしろ私は、心がうきうきしていました。一番良い選択が出来たんだわ、これで、良かった、と。


ヒロくんへの布石も打ってありました。


しんどそうにしている時を見計らって、


「しんどい?病院に行って、楽になれるようにしてもらおうか?」


「今、良い病院探してるからね。」


「楽になれたらまたお家に帰ってきてね。」


「とってもいい病院があったの。」


「明日から、入れるんだって。良かったね。」


と、こんな具合で、ヒロくんは、入院する事をはっきりと自覚し、「それでもいいよ。」と言っていたのです。


そして、後からYさんに聞いた話では、最後のデイの日に、皆さんに挨拶をして回ったとの事です。


大好きな職員さんの傍に行って、じっと目を見つめ「わかってる?」と言って、彼なりのお別れを表現したそうです。







K病院へは、一度ナビ付の車で出かけた時に、途中の曲がり角の目印をしっかりと記しておいたので、多分大丈夫だろうと思いましたが、明日、ヒロくんを乗せて、万一迷うといけないので、今日(5日)の内に、もう一度下見をしておく事にしました。



明日は、息子を頼らずに、私が一人でヒロくんを連れて行こうと思います。


そう・・・・したかったのです。夫との別れに、息子の存在は必要ないのです。




下見ついでにTさんにお会いして、入院に必要な持ち物などを教えてもらう事になりました。


入院前日に、またTさんに会える事が、私はとても心強く思えました。


2ヶ月ぶりにK病院へ向けて車を走らせました。天気は、雨。


明日、夫を入院させるための下見にぴったりの空模様です。


ラジオでDJのお姉さんがしゃべっています。


「4月は、入学、入園、入社、など新生活を始められる方も沢山おられますね。」


なるほど、4月、新生活だわ。


私も、新しい生活が始まるんだわ。


折しも、窓の外には、満開の桜が雨に打たれながらも、堂々と咲き誇っています。


まるで、私たちの門出を泣きながら祝ってくれている様です。




K病院は、相変わらず山の中にひっそりと佇んでいました。




出されたお茶を飲みながら、Tさんが来られるのを待っていると、廊下を通る職員さんが皆、「こんにちは。」と笑顔で挨拶をして下さいます。



暖かい雰囲気は、前回感じたのと同じで、ほっとしました。



しばらくすると、廊下の向こう側から、Tさんがとてもにこやかな笑顔で小走りにやって来ました。



久しぶりに懐かしい友達に会うような感覚でした。不思議です。明日、夫を入院させようとしている私が、係りの人と笑って話をしている・・・・・



「面談室」と書かれた部屋に入ると、Tさんは、開口一番、


きっと今でもまだ迷っておられると思いますよ。


と、言われました。



(Tさん、お願い、迷ってるでしょう、って言わないで。)



明日の持ち物や、費用の説明を受け、必要な書類をもらい、話が終った頃、Tさんは、


「病棟を見ていかれますか?」と、言われました。



もし、ここで私が、「先日見せて頂いたので、今日はこれで帰ります。」と返事をしていたら、ヒロくんの運命は違っていたかもしれません。



でも、私はこう返事しました。


そうですね・・・それじゃあ、お願いします。




続く・・・

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