FC2ブログ

プロフィール

Author:momo


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


FC2カウンター


フリーエリア

いつでも里親募集中

夕方、最後になるはずだったデイからヒロくんが帰ってきました。




どう、伝えようか?



明日、入院する覚悟を決めているヒロくんに、何て言ったら良いのだろう?












明日ね、入院するの止めたよ。



まさか、どうして、そんな・・・・




ヒロくんは、本当に入院する覚悟を決めているようです。




決めたのよ。明日は、入院するの止めるね。




・・・・・・・・・・




おうちに居よう。おうちで一緒に過ごそう。




めいわく





衝撃の言葉でした。





ヒロくんは、自分が家に居ると「迷惑」だ、って言おうとしているのです。




そんな事ある訳ないじゃないの。迷惑だなんて、そんなことないよ。




ほんと?




ほんとだよ。だから、おうちで一緒にいよう。




あ~、よかった、よかった。




ヒロくんは、目に涙を溜めてこう言いました。




私は、ヒロくんの切羽詰った思いを初めて知りました。




入院したくなかったんだ。




本当は家に居たかったけど、家族に迷惑を掛けていると思って、自分で入院するって決めたんだ。




そして、お世話になったNホームさんに、自分で最後の挨拶までした・・・・








これが、「何もかも分らなくなった」認知症の人のする事でしょうか?








まるで地獄から生還した様な安堵の表情を浮かべながら、ヒロくんは、何度も言いました。




あ~、よかった。よかった。ほんとにうれしい。ありがとう。ありがとう。



この時の、ヒロくんの全身からあふれ出す感情をどう表現すれば良いのかと思います。



冤罪で死刑の宣告を受け、いよいよ刑の執行の前日、恩赦の知らせを受けた人なら、こんな表情をするのかもしれない。



認知症が完治する薬発見!なんて知らせが入ったら、みんな、みんな、こんな顔になるのだろうな・・・・



アルツハイマー、誤診でした、って言われても、きっとこんな顔。





ヒロくんの全身からあふれ出る安堵のオーラが、優しく私を包み込み、それまで抱えていた迷いは、完全に吹っ切れました。



止めよう。



入院させるのは止めよう。



このままずっと一緒に暮そう。



たとえ、二人で地獄に落ちる事があったとしても、それはそれで仕方がない。私には、もう、そう言う生き方しか出来ないわ・・・・・・




この時、「理性的」な私は完全に姿を消して、「感情」に支配された、言って見れば一番素直な、本音の自分のみが存在しました。




私は、ヒロくんの正面に立ち、涙で一杯の彼の両手を取って、言いました。




このままずっと一緒に暮そうね。死ぬまでずっとずっと、ず~っと二人で一緒に暮すんだよ。




続く・・

コメント

うれしーい。
ヒロさんが、大好きなmomoさんとずっーと一緒にいられて本当にうれしいです。私は、医者ではないけれど皆
感情はあると思っています。その表し方が言葉に出来ずにいらいらしたりするのかしらと・・・
ヒロさんmomoさんに迷惑かけてると悩んでいたのでしょうね。よかったよかったうれしーでーす。
感動して支離滅裂なコメントで、ごめんなさい。

ゆっくりと・・・

momoさんが倒れないように気をつけてくださいね。
ヒロ君はそれは望んでいらっしゃいませんから・・・

「なんとかなる」道があるでしょう。
Nホームさんとの二人三脚ですね。

今回のYさん、Tさん、看護士長さん、みなさん大人でしたね。
プロフェッショナルとしてのよいアドバイスだったと思います。

ゆっくりと、ゆっくりと・・・
求めすぎず、焦らず、1日・1日を大切に歩かれますように!

大変でしたね。
入院することが家族のためと思われたご主人の気持ちを考えると切なくなります。
前のご主人のかけらがみつかる間は、入院・施設などへお願いするのは家族として難しい。。
義母は言葉を発することもなく、静かに眠っていることばかりですが、それでもため息・咳などの以前の義母の声など聞こえると私でも、かけらを見出してしまい、はっといたします。
義父が施設へ預ける日は、自分が倒れない限り来ないのかも・・です。
義母は大変急激に進行するタイプでしたが、薬の調整で、随分助けられました。
お仕事・息子さんたちのことを考えるとmomoさん・ご主人ともに夜眠ることができる処方見つけ出し、すこしでも長く、穏やかな日々続きますことを心より願っております。
以前は随分のーてんきなコメントを記入し申し訳ありませんでした。ずっかり落ちつかれていたのと信じておりました。。この病気は急に変化が起こることをすっかり忘れてしまってて。。すみません。

良い時は、共に喜んで下さり、また悪くなった時は、励ましてくださったり、冷静な意見を言って頂ける皆様の存在があるからこそ、私は、これまでも、今も、そしてこれからも何とかなって行くのだろうと思えます。

まだまだ山谷深い我が家だと思いますが、どぞこれからも一緒に歩いて下さいね!

お久しぶりです

ご無沙汰いたしました。
momoさんのことは、いつも応援していましたが、
しばらく色々あり、又へこんでいました(苦笑)


今は、ヒロさんの為にもmomoさんの為にも

その選択がベストなのかもしれませんね!

大切なのは、病の方も 介護の方も

孤独にならないことです。

大変な介護生活では、介護される方もお世話する方も、24時間常

に救いを求められる環境が必要です。


我が家は、それが、家ではありませんでした。

夫は今も入院していますが、不穏消え、会話力も入院の頃に戻り、
身体機能もかなり復活し、院内を一緒に歩き回っています。
現場の方々にとても良くしていただいて、穏やかで 大笑いもしたり…
とても感謝しています。

私が体調をコントロールでき、何より、夫がとても生き生きしています。
この選択は、我が家の今のベストだと思います。


momoさん、お仕事復帰なさったのですね!

くれぐれも、ご無理なさらないよう

余力を残しながら お過ごしください。

一人で頑張らないでください。

colors さん

ご無沙汰しました。昨年の一番大変だった時、ちょっと先を行かれる先輩であるcolors さんからの言葉に、どれだけ助けていただいた事か、改めて御礼申し上げます。

ご主人様のご様子、本当に良かったですね。入院と言う選択が、間違っていなかったと思えて、嬉しくなります。

我が家も入院させれば、良い結果に繋がるのかもしれません。今、心を鬼にして手放した方が、主人の為、私の為、子供たちの為になるのかもしれないと言う思いはずっと消えません。

でも、やろうと思ったけど、私にはそれが出来なかった。出来なかった以上、どんなにしんどくても倒れる直前までこのまま過ごす以外の道はないのだと、開き直って生きて行くしかないのかと思います。

また、早めに手を打とうと行動したとしても、どうせドタキャンするに決まっているのです。

でも、今のこの生活がずっと続くとは思えないので、またその内何らかの行動をしなくてはならないのでしょう。

その時の自分がその時に出来るベストを尽くす、それしかないですね。

そして、その時が来たら、それなりの風が吹いて、私を動かしてくれると思います。もう、「他力」の風に任せるしかない心境です。

今回はきっと、「まだ早いよ」と風が吹いてきたのでしょう。(理事長さんが運んできた?)

迷いは続いて…

介護力は個人差があるので、他人の目は気にし
ないほうが良いですが…
私も含めて結構言い訳しながら面会にせっせと通う家族もいます。
心のどこかで、面会に来ない家族とは違う!(ご事情がある場合は別ですが)
一緒だと思われるのはつらい!
病人を思う気持ちは在宅の介護者に負けていない!見放したわけではない!と。
そして、面会頑張りすぎてくたくたになってみたりです。
在宅は思いやりあり頑張っていて、入院入所は、本人を尊重していないというような視線が
世の中には多くあります。
だから、頑張れる人は頑張りすぎてしまいます。
もし、私が主人と逆の立場なら、主人はマメな人ではないので大変だと思います。
頭の中の消しゴム…のように早めの施設もありです。
迷惑かけるのは苦しいから心が楽になりたいです。
美しい?可愛い?所だけ覚えておいて欲しいです。
家が一番好きな方でも、きっと思いは複雑です。
こんなことを言うのも、きっと私がまだ在宅にこだわっているからです。
在宅介護に憧れているからです。でも、今はできない現実があります。
大事なのは、介護者も生き生きしていることですね!
先日、うっかり私の笑顔が途切れたら、
どうしたの? 大丈夫?と夫に心配かけてしまいました。
みんな、迷いは続きます。

介護に全く縁がない暮らしをしていた頃は、やはり在宅は愛情があって、入所させるのはそうではない、と言う漠然とした思いがあったような気がします。


でも、実際に介護しなくてはならない家族を抱えた今、最後まで在宅でやり遂げるという事は、まず無理だろうと思っています。


余程、あらゆる条件に恵まれない限り無理です。

私は今の所、本当に恵まれていると感謝しています。

Nホームさんの心強い支援を受けられる事、自然環境に恵まれて、癒される環境で暮らしている事、息子たちと同居していて、いざとなれば助けがそばにあること、、仕事をしていて主人を忘れられる時間を持てる事、自分が健康である事。あ、それからメグちゃんがいること。

押し寄せる多大なストレスを、即押し出せる環境にあるから、何とか今があります。


そして、何より大きいのは、主人の状況が、許容範囲に収まっている事です。

でも、それも綱渡り状態なので、いつどうなるか全く分りません。

どんなに愛情があっても、最後まで在宅で看取ってあげる事は、かなり難しいと思います。

精一杯やれるだけやったら、堂々と入院させてあげたいと思っていますが・・・・

因みに、もし立場が逆なら、私はまだ自分で判断、行動ができるうちに、良い施設を探したいと思いますが、いざそうなったらどうなるかは、全く分りませんね。

永遠に迷いは続きます。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | BLOG TOP |