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いつでも里親募集中

4月6日は、再出発の日でした。 入院する予定だったその日に、二人でお花見に出かけることが出来たのです。



この日のお花見が特別に嬉しい「わけ」は、そこにありました。



私の再びのドタキャンに、息子たちは呆れ顔でした。



長男ケンは、全く困ったもんだと言うかのような笑みを浮かべてこう言いました。



まさか、こうなるとは思ってなかったなぁ・・・



でも、あの理事長さんを見たら、誰だってそう思うよ。もし、理事長さんが、去年の夏に行ったSクリニックのS先生みたいな雰囲気の先生で、「何の心配も要りませんよ。安心して私たちに任せてください。」とでも、言われていたら、入院させたと思うよ。



彼はまた、ニヤリと笑って言いました。



そうかなぁ・・・・・?いや、もし理事長さんの件がなかったとしても、何か別の欠点を見つけて、同じ様になっていたと思うよ。



そんな事ないって、絶対ないって。



と、私はむきになって否定しましたが、もしかしたらそうなのかなと、思わないでもありませんでした。





満開の桜のもと、幸せをかみ締めて一日を過ごし、私は自分の心の中に、今までとはちょっと違う思いがあるのに気がつきました。




「居てくれるだけでいい。」



そう、ヒロくんがそこに居てくれるだけで、それでいい。



居てくれるだけで幸せなんだ、と言う思いです。



ずっとずっと、ヒロくんが生きている意味が分らず、苦しんできました。



一家の大黒柱でありながら、家族を守る事も出来ない、何もかも誰かの世話にならないと生きて行けない。



こんなになってまで、まだ生きていなくてはいけない事は、どんなにか苦しいだろうと思い、可哀想で可哀想でなりませんでした。



死ねたら楽になれる。



死んだ方が幸せかもしれない。



そんな思いから抜け出す事が出来ませんでした。




でも・・・・・・




今、




「居てくれるだけで、それでいい」




と、思う自分が居る事に気がつきました。




私は、病気を宣告されたその日から、妻の座を捨て、戦友として生きてきましたが、今、またほんのちょっとだけ妻の座に戻れたような気がします。



戦友なら、野戦病院に辿り着いたなら、安堵して、友をおいてゆく事が出来たでしょう。



でも、私はそれが出来なかった。



地獄に落ちるなら、それでも構わない。



ただ・・・・・一緒に、居たい。それだけなのです。





続く・・


コメント

運命

momoさんは、このブログを書き続ける運命を持って生まれてきたのかもしれませんね。

私が両親と犬の介護の写真を撮り、写真展で「認知症と家族に理解ある社会の実現を切に望む」と訴え、ブログ「認知症一期一会」に書き込んできたのも、そういう星の下に生まれてきたのだろう、と思っています。

「お父さんもお母さんもしっかりした人だ。しっかり者の娘がいてよかった」
60代の男性が写真展でかけてくださった言葉ですが、客観的にみるとそういうことでしょう。

体験した人と、そうでない人のギャップが大きすぎる。
しかも、侮蔑が存在する。

看取りまでついていてやりたい。
多くの家族の本音です。

「在宅介護がいい」「預ける介護がいい」
認知症の問題はそんなレベルの議論ではないのです。

momoさんも、これから何年もつづく(ほかの病気や事故がないかぎり)介護ですから、ヒロ君の看取りまでそばにいて声をかけられる道をそのときそのときで選択していってください。

「夫に守られていた妻」から「夫を守る妻」へ立場が逆転しているのですから・・・

運命

って、確かにあると思います。

自分なりに一生懸命考えたり、努力したりしても、それを遥かに上回る「何か」に、最終的には動かされてしまう様な気がします。

主人と結婚したのも運命、病気になったのも運命、そして、これから先の人生も、運命によって既に決まっているのかもしれません。

そう考えると、むしろ気が楽になります。時の流れに、穏やかに流される事が出来れば御の字です。

お久しぶりです。
さすがケン君!お母さんの事良くわかってる・・・
あたしは今4/7からまとめて読んでいました。momoさんや、入院をやめる事が前提で、断る理由探してる!って・・・・
タブン道は決まっているから、本気で入院させる気持ちだったら、理事長さんに会わなかったかも?次入院を決心する時は、いろんな面でmomoさんの不安材料がスーッと消えている時だと思います。その時が来るまで今のまま穏かに過ごせる様祈ってます。

mayuさん

お久しぶりです。お心遣い、ありがとうございます。

めったに病院には来られない理事長さんと、たまたまあの時間にあの場所であの状況で出会った、と言うのも運命なのかもしれませんね。

不安材料が少しでも少ない状況で入院させる事ができると嬉しいですが、自分の心と何処で折り合いをつける事が出来るか、でしょうね。自分でもあきれるほど頑固者の様ですので・・・

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