「変わらないね~」出会った第一声は、いつもこれです。
初めて知り合った時から、40年近く経っているから、変わらない訳はないのに、冗談でもお世辞でもなく、「変わらない」と感じるのは、お互い同じだけ年を重ねて来たからでしょう。
学生時代に隣り合った席に座っていた彼女たちと出会うのは、3年振り位でしょうか。
大体、皆、変わらないんです。体型も、髪型も、服装も、声も、しゃべり方も、性格も、とんでもなく変化した子は誰もいません。
だから、何年会わなくても、昨日別れて、今日また会った、みたいに、話の続きが始まるのです。
今となっては、私の貴重な財産の一つです。
朝、ヒロくんをデイに送ってから、その足で駅まで行き、電車に乗りました。
久しぶりに、都会、しかも大都会へ出奔です。
でも、私は、夕方4時までに、お迎えに行かなくてはならないので、タイムリミットがあります。
3時間半ほどの、非日常を満喫して、一足先に帰ってきました。
4時ぎりぎりにお迎えに行くと、職員さんに連れられて外へ出ているヒロくんの姿が見えました。
「待ちきれなくて」と、職員さんが言われ、ヒロくんは、半分怒った様に私に詰め寄ってきます。
この瞬間に、完全に私は、非日常から、日常へと引き戻されました。
でも・・・・・
今までは、楽しいことをして来た後に、あまりにも厳しい現実に戻る事に、大きなストレスを感じて、いっそ、楽しい非日常など持たない方が良いと、感じていた時もありますが、何故か、今日は、何のストレスもなく日常に戻ることが出来ました。
理由は分かりません。なんでだろう?
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