連絡帳にこう書かれていました。
「右の目が充血していて目やにが出ています。症状が続くようなら、眼科を受診して目薬をもらった方が良いと思いますが」
最近の私は、老眼が進んで、眼鏡をかけないと細かいところが見えません。
だから、鏡に写る自分の顔は、しみ一つなくしわもなく・・・・・
決して眼鏡をかけてみてはいけない分野です。
老眼のせいで片付けて良い訳ではないのですが、看護士さんに指摘されるまで私はヒロくんの目の異変には気がつきませんでした。
改めて、眼鏡をかけてじっくり見てみると、確かにまつげに目やにの残骸がありますが、目は充血しているようには見えません。
これは、しばらく様子を見ることにしましょう。
ホッ!
ほっとした理由は、症状が悪くなかったと言うことよりも、病院へ行かなくて済みそうだったからです。
不具合があったら病院へ行く。
普通の人にとっては当たり前の事が、今の我が家には一大事です。
今までに一度も行った事のない眼科へ連れてゆく為には、充実した体力と、何物にも屈しない強靭な精神力が必要となります。
初めて会う、知らない先生の診察を受ける、と言う困難もさることながら、まず病院の上がり口に段差があって、そこでスリッパに履き替えなくてはならないとしたら・・・・・
待合室に他の患者さんが一杯いて、「おかしな人」と言う視線を一杯浴びなくてはならないとしたら・・・・・
先生の所の辿り着く前に、夫婦揃って力尽きるかもしれない・・・・・
そんな事を考えるだけで、行くのが嫌になるのです。
新しい場所、慣れない場所、知らない人、何をされているのか理解できない事。
今のヒロくんには、受け入れ困難です。
多少お目目が赤くても、死にやしない・・・・
病院・・・・行かない!


そうだよね、メグちゃん。
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