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いつでも里親募集中

気がつくと、今年も残りの日数がほんの少しになってしまいました。


年々、月日の経つのが早くなるのは、やはり年を重ねた証拠でしょう。









我が家の12月は、多忙を極めています。



会社では、普段の月の4倍ほどの品物と人とお金が動きます。



それらを、間違いなく処理して行く為には、事前の準備が不可欠です。



頭の中で、ものの動き方を想像して、こうなればああなる、ああなればこうなる、だからこれを準備しておく必要がある、などと考える。



毎年、毎年、昨年の反省を肝に銘じて、今年こそは、もっともっと効率良く、手際良くやってやるぞと、燃えてくるのです。



昨年の12月も、同じように臨んだはずなのに、振り返ってみると、私にはほとんど仕事をした記憶がありません。



平成21年12月を振り返った時、私の脳裏に蘇って来るのは、首が曲がって、完全に別人になってしまった夫の、苦しそうな顔だけなのです。



仕事、してたっけ?



そういえば、ほとんど眠ってくれない夫と共に夜勤して、朝、デイに送り出してから、這うように事務所に行って、何か分からないけど、仕事した気になって、また、這うように家に帰って、午後は寝ていた。



こんな12月だったのです。



あの頃は、次の12月を、再び在宅で過ごす、などと言う事は100%無理だろうと思っていたのに、神様の温情か、はたまた試練なのかは分かりませんが、今年もまた、我が家の12月には、夫の姿があります。



介護と仕事、それに家事。



私の疲弊した頭と体と心で、どうしたら無事に平成23年が迎えられるのかと不安一杯でしたが、ここまで来ると、このままの勢いで、何とか無事に年が越せそうな気がしてきました。



毎朝夫をデイに送り届け、夕方4時の帰宅まで、ひたすら仕事に専念する。



こんな毎日がずっと続いています。



Nホームさんとの二人三脚で乗り越える12月は、いつの間にか3回目になりました。



出来る限りこちらの事情を考えてくださるNホームさんの存在なくしては、今の我が家はあり得ません。



感謝!感謝!ひたすら感謝!です。




夫の状態も、綱渡りではありますが、吹き飛ばされてしまうほどの強風は吹かず、綱に乗ったままではあっても、何とか無事に年を越す事が出来そうです。



そんな夫を抱えながら仕事をしなくてはならない12月は、実際のところ、かなり大変ではあるのですが、この大変さをむしろ楽しんでいる自分がいます。






何故なら、それは、自分の役割があるからです。



自分が生きている意味が分かるからです。



自分が周りから必要とされている、と感じることが出来るからです。



仲間と共に、困難を乗り越えてゆく喜びもあれば、やり遂げた時の、大きな達成感もあります。



まだまだ自分が役に立っていると自覚できる事は、この上なく幸せです。









































夫も嘗ては、こんな思いで自分の会社を動かしていたに違いない。



安定した生活を投げ打ってまで、受け継いだ仕事に、大きな遣り甲斐を持っていたに違いない。



自分の残された人生を賭けるに値する仕事に、心も体も燃えていたに違いない。















61歳










80,90のおじいちゃんおばあちゃんと一緒に敬老の日を祝って貰う人生になってしまったけれど、病気にさえなっていなかったら、バリバリの現役社長で、生き生きと陣頭指揮を執っていたに違いない。



休むことなく、朝から晩まで、仕事に専念していた夫の溌剌とした顔、



大変だけど、遣り甲斐に満ちた生き生きとした人生、



ほんの10年前の、そんな夫は、完全にどこかへ行ってしまった。



私の目の前から消えてしまった。



どこを探しても、もう見つける事は出来ない。







そうだったであろう人生からのあまりに激しい落下。



そうだったであろう人生と、現実とのあまりにも激しい落差。



敬老の日に、お年寄りの中に何もわからずにちょこんと座っている夫の姿は、やっぱり受け入れ難い。



自分がそこにいる訳さえ分からず、「おめでとうございます」と言われて、笑っている夫の姿が惨め過ぎる。



単に年齢の話なんかじゃない。











夫は、今まで築き上げてきたもののほとんど全てを失ってしまった。



あんなに楽しかった過去も、消えてしまった。



二人で慈しみ育んで来た子供たちも、いなかった事になっているのだろうか?



信じ難い。






そして、男として自分の会社を動かすと言う責任感と心の昂揚。



自分の家族を守ると言う使命感。



やりたいことをやって、行きたいところに行ける、と言う一人の人間としての楽しみ。



家族と共に、普通の生活を普通に過ごす、と言う普通の人生。















もう、何にも・・・・・ない。












今の夫に残されているものは、何だろう?





何も出来なくなってゆく事を自覚する恐怖、



家族に迷惑をかけていると言う思い、



死にたいと願う心、






つい最近まで強く持っていたこれらのものは、少しでも軽減されただろうか?









失ったものを嘆いても仕方がない、今ある喜び、今出来ることへの感謝を持って生きてゆけば良い。



もし誰かが私を慰めてくれるとしたら、この言葉しかないだろう。









それしかない。










病気になったからこそ得られたものも沢山ある。



病気にならない人生だったら、今より絶対に幸せに生きられたかどうかの確信があるわけではない。



私よりも、過酷な運命の人はたくさんいるだろう。



もっともっと辛い病気も沢山あると思う。








だから・・・・だからと言って、私の今の苦しみは変わらない。






誰を恨むことも出来ない、誰のせいでもない。






忍耐が限度を越えそうな時、こんな思いに囚われる事がある。



私って、前世で100人を惨殺するほどの酷い事をしたに違いない。



だから、現世で神様に苦しみを与えられているんだ・・・・・・って。











そして、こんな思いはきっと誰にも分かってもらえないだろうという孤独感。



孤独は危険です。



その先は、出口のない迷い道に繋がっているからです。



親切な隣人は、一杯います。



人はみな、善意です。



善意で助けの手を差し伸べてくれます。



ありがたいと思います。



心からの感謝を捧げます。


でも・・・・



助けてもらえることには限りがあるのです。







「出来ることは何でもするから」



「辛い時は言ってね。いつでも言ってね」



優しい友人たちの暖かい心は、泣けてくるほど嬉しいのです。







でも・・・・・




話せる事には、限りがあるのです。







悲劇が繰り返された時、必ず後から飛び交う言葉。



「どうして相談してくれなかったんだ、一人で悩まなくても良かったのに」



この答えの一つも、そこにあります。



この話は、突き詰めればそんな深い所まで落ちてゆくのですが、幸いな事に、今の私は、そんなことを思い煩う時間が取れない。



そんな事を思い煩う時間を持ちたくないから、わざと自分で自分を忙しくした。



そして、それほど忙しくしている自分が嬉しい。












私の人生は、何て充実しているんだろう。





生きがい、遣り甲斐に満ち溢れ、自分の存在意義が嫌になるくらい分かる。

















でも・・・・・










私の充実の裏側は・・・・







あまりにも悲しい。







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コメント

メリークリスマス♪
キリストは何人にも平等に・・・・何を与えてくれたのでしたっけ?
momoさんには、何でも話せれるような気がします。
私も友達に打ち明けたことがあっても、すべて話すことはできていません。
重いことはいえないものですね。重すぎますから。

この間、ふと子供の時のことを思い出しました。
「紙をハサミなしで切るには、折って・・・手をこう添えてね」
手先の器用な母でした。回りのおかあさんより生活のコツをつかんで道具なくいろいろなことをこなすことが上手でした。

久しぶりに、母をふと思い出しました。”病気”になる前の母。
次の日、実家を訪ね、片付けを忘れた実家を片付けました。
母に「今まで充分、頑張ったんだから今度は楽する番なんだから」
と、言えました。母が認知症になって初めて母に向けて本心に優しい言葉がでました。
母は立派な人だったと思い出せました。
思い出が”介護”に差し支えある時もありますが、支えになることもあるんだと感じました。
momoさん、サンタさんからのプレゼントは届きましたか?
私には小学二年の普段はなまいきな娘からの雑貨のプレゼントがありました。サンタ(私)からのプレゼントに喜ぶ笑顔をもらいました。
仕事もまたはじめました。仕事を持てる女性であることに喜びを覚えます。
私も幸せ探しをしています。
momoさんのような前世を・・・ではなく、何がいけなかたのかと、風水でいろいろ捨てたり、片付けたり。

momoさん、四国のここに今日は雪が降りました。
momoさんは雪を見ましたか?


メリークリスマス。

パイナップル さん

素敵なクリスマスでしたね。

パイナップルさんには、娘さんの笑顔が、そして、お母様には、 パイナップル さんの優しい気持ちが、何よりのプレゼントですね。

パイナップル さんの、お母様に対する優しい心が、とても温かくて、私も何だか嬉しい気持ちになりました。


我が家には、サンタさんを心待ちにする小さな子供が居ないので、サンタさんは我が家の上空は通過していったみたいです。

でも、会社の休憩時間に、皆で大きなケーキを切り分けで食べた楽しい時間がプレゼントだったのかも・・・



パイナップル さんは、四国にお住まいなんですね。
南国四国に、クリスマスに雪が降る・・・・良い感じです。




お仕事も、始められたとの事。辛いことや苦しいことも一杯あるけど、その一点に囚われないで、嬉しいこと、楽しいことに目を向けて、日々を過ごしてゆきたいものです。

お仕事も、子育ても、お母様との時間も、楽しんでくださいね!

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