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いつでも里親募集中

先週の金曜日、3ヶ月に一度の診察日でした。今までは、いつもヒロくんと一緒でしたが、今回は私が一人で出かけました。そうです、ヒロくんはその日もルンルンでデイに出かけていたのでした。 患者本人なのだから、先生に会って診察してもらうのが当然なのかもしれませんが、私はいつも診察室から出た後、不完全燃焼感を感じていました。

先生に、本当に話したい事が話せない。

100-7、が出来なくても、今日が何月何日だか分からなくても、先生と私が声を潜めて話している内容が、自分に関する事、しかも決して明るい内容では無い事は、絶対に感じる筈なので、いつも当たり障りのない部分だけ話して、診察室を後にする事になります。


そんな訳で、私はヒロくんほどルンルンとは行きませんでしたが、先生に話したい事を忘れないようにメモして、一人で病院に出かけました。

「共用外来」と書かれた前の廊下は、比較的空いていました。

いつもならほっとするのですが、今回はちょっと残念。たっぷりの待ち時間に本を読もうと思っていたのに・・・・

「精神科」ではなく「共用外来」と記されているのは、ちょっとほっとします。精神科に通っている患者、又は家族と言う目で見られる(実際にそう見られているかどうかは分かりませんが)事に、何の抵抗も無いほど強靭な精神力を持ち合わせていないのが残念です。

もっとも、共用外来=精神科が周知の事実かもしれませんが・・・・



それはさておき。

「○○さ~ん。」と呼ばれ、一人で診察室に入ると、M先生は

「あ、今日は来たくないって言われましたか?」とちょっと驚いたように言われました。
この4年ほど、ずっとお世話になっている、息子と同じ年くらいの若い男の先生です。

私「いえいえ、今日はデイに行っています。」

M先生「あ、そうですか。楽しんで行っておられますか?」

私「はい、もう行きたくて行きたくて仕方ないのですよ。」

M先生「随分変わりましたね。行く前は、あんなに嫌がっていたのに。」

私「死んだ方がまし、って言ってたのにね・・・」

しばし、本人不在の場で二人で笑い合いました。こんな空気も二人ゆえです。



私は、一番気になっている事を話しました。

「デイに通い始めて、とても元気になった事は事実ですが、もっと大きな視点で見ると、この一年で随分後退した様な気がします。去年の今頃は、介護と言う意識は無かったのですが、今はもう目が離せません。来年の今頃、ここで何をしゃべっているかと思うとぞっとします。」


M先生「半年くらいで随分進んでしまう方も居られます。」

私「一番困るのは、やはりトイレの後始末が上手く出来なくなった事です。」

M先生「ウンチを食べたり、壁に塗りたくったりする人も居ますよ。」

私「まだそこまでは・・・・」

M先生「徘徊したり、暴力を振るったり、奇声を発したりと言う行動に出る人と、ただ大人しくなって寝たきりになる人がありますが、○○さんは後者でしょうか・・・」

私「前者よりましですね・・・」


他愛の無い会話かもしれません。先生と二人で話したからといって、新しい治療法が見つかる訳でもなく病の進行が止まる訳でも遅れる訳でもありません。

でも、私はいつもとは違う満足感を得て、診察室を後にする事が出来ました。




コメント

初めまして。
同じ頃の診断ですね。
妻が50才の時です。
私は、この6年間どうやったら進行が少しでも遅くなるのかを考え実行してきました。効果について全く自信はありませんが。
今は週1回のデイサービスと週2回の料理ヘルパーです。
月~金は仕事に行っていますので、妻一人で留守番です。
何とか頑張ってもらっています。
2つの若年の家族会に参加していますが、個人差が大きく難しい病気です。

ヒロさんは、デイはルンルンな気分でデイに通われているのですね。
妻はルンルンではないですが、ようやく慣れてきました。
その日は、安心して仕事に行けます。

いつも平穏でありたいですね。
今日は秋晴れです。

はじめまして...

はじめてお邪魔させていただきました。三年半程前に、52才になる主人が若年性アルツハイマーと診断されました。momoさんの、ひとつひとつの言葉、思いに そうだそうだ~と、泣きそうになりながら読ませていただきました。人前では、決して泣かない..そうなんですよね...わたしも泣くまいと思っていますが時々決壊して、がお~~と泣いてしまいます。先の事を考えるとついつい不安になり、今だけをみて日々くらしています。それでもやはり考えずにはいられず、若年性の方々の色々な介護サービスについて、もっともっと考えてもらえるように、お願いに行かなくてはいけないかなとも思ったりしています。
またお邪魔しますね。

のんた2号さん、おんせんたまごさん

はじめまして。コメントありがとう御座います。

奥様が、そしてご主人様が同じご病気なのですね・・・
お目にかかった事はなくても、「同じです」の一言で、
お気持ちが痛いほど分かって切なくなります。

何はともあれ、介護者である私達が体も心も元気でいる事が一番かと思います。

どうぞ無理が重なり過ぎないようにお元気でお過ごしくださいね。

ここも本当に今日は素晴らしい秋晴れでした。

またのお立ち寄りをお待ちしています。

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