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いつでも里親募集中

道中、ブタと一緒に散歩しているおじさんに出会った。


これで三度目だ。


この二人連れとすれ違うと、何故か心がほっこりする。






今日も朝から青空が広がっていた。


空気が冷たい。


庭一面を染めていた落ち葉が、真っ白に凍り付いて、見とれるほど綺麗だ。


さくさくの霜柱も、美しい。


痛いほどに凍りついた空気を、全身で感じるのが、私は大好きだ。


あの頃行ったスキー場と同じ・・・・・


と、夫との記憶が蘇る。





日中、時間が取れたので、いつもの午後に面会に行った。


また、一週間ぶりだ。


その道中に、ブタとおじさんとすれ違った。





入り口のガラス窓から覗くと、夫が歩いているのが見えた。


調子は悪くないらしい。


とてもしっかりした足取りで、姿勢も良い。


椅子に座るのも、立ち上がるのも、苦労せずできる様になっている。


職員さんに話を聞くと、他の患者さんたちとのトラブルは無くなったそうだ。


男性職員さんに対して、たまに手が出る。


もっとも、無理に座らせようとしたりした時、と言うことなので、仕方ない気もする。


とてもお利口さんになったと思う。


相変わらず、食欲旺盛だ。


目の前の、「美味しいもの」に手を伸ばして食べようとする。


持たせてあげると、自分で口に運ぶ。





食べ終わって一息ついたところで、私は色んなお話をした。


12月は忙しいから、年が明けたら、一度お家に帰ろうか?


夫の顔を覗き込んで言って見た。






























いいよ



はっきりと、そう・・・・聞えた。











お家に行ってみようか?


暫くして、またそう言って見た。

















いってもいいよ


小さく小さく、夫の唇が動いた。


でも、間違いなく、そう・・・・・・言った。



久しぶりに、会話が出来た。


「うん」以外の「言葉」を聞いた。




笑顔は見られない。


私を認識しているかどうかも分からない。





でも、もし、一時の苦しみが、夫の上を通り過ぎてくれたのだとしたら、


私は、それで充分だ。







DSC04140.jpg




かえってくるかも






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