面会の帰り道、ブログに書きたい事が、次から次へと浮かんでくることがある。
それは、夫の調子が良かった時。
残念ながら、いつもいつもそうなるとは限らない。
昨日の面会の帰り道は、ブログを書くのは止めようと思っていた。
何も、律儀に行く度に書く事もあるまい。
と、思ったものの、今となっては短時間の夫との逢瀬の記録は、出来るだけ書き記しておきたい気もする。
3時前に病棟へ着いた時、夫は車椅子に座っていた。
看護師さんが言われた。
「今、目の前に来た方を、叩いたんですよ。」
はぁ~、またか。
「そうですか。落ち着いたと思ったんですけどねぇ・・・」
がっかりだ。
「お父さん、来たよ」
顔を覗きこんで言ったが、視線が合わない。
この所の落ち着いた顔と、表情が違う。
それでも、面会コーナーで、いつも通りのささやかなティータイムが出来た。
凄い食欲だ。
あっと言う間に、カフェオレを飲み干す。
空の容器に手を伸ばすので、終わったものは袋の中に片付ける。
次はプリン。
「これ、おばあちゃんが送ってきてくれたの。美味しいでしょう。」
と言いながら、口に運んであげる。
道具(スプン)を使うことは、もう難しいようだ。
その次は、クリームが入っている柔らかいケーキだ。
手に持たせると、自分で食べる。
時々、持っていない方の手を口に運ぶ。
飲むヨーグルトもごくごくと飲んだ。
食べ終わった後、話しかけても、殆ど反応が無い。
今日の会話は、「もっと食べる?」「うん」だけだった。
担当の若い男性看護師さんが来たので、最近の様子を聞いてみた。
あまり変化はない、との事。
確かに、大きな変化は無い様に思える。
面会時の微妙な表情で、天にも昇る思いにもなり、奈落へ落ちそうにもなり、心の中で一人芝居を演じているのは・・・・
私だけだ。

そうだよね、メグちゃん。
面会に行くと、娘の事 町内のプチニュース
年末の我が家の様子など、落語家みたいに一人で
話しています。
時折、ふっと微笑んでくれることもあり
るんるん気分で、帰り道の運転の日もあれば
まったく反応なしの日は、そんな時に限って
さきの事を色々考え込んでしまい
涙ながらに運転して帰ったりです。
メグちゃんの
調子悪いときだって あるわな・・・
ほんと、その通り・・
ありがとう メグちゃん 癒されました。