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いつでも里親募集中

ソーシャルワーカーSさんとの話し合いがあった。
入院当初から、「もう一度家に連れて帰りたい」と、事ある毎に言ってしまったので、周りの皆は、実は私の心がこんなに揺れているとは思っていないのだろう。




「再び在宅へ」が、視野に入ってきた頃から、私の心は揺れに揺れている。


夫と会っている時は、一日も早く連れて帰りたいと思い、家に戻ると、やっぱり無理なんじゃないかと思う。


こんな気持ちの繰り返しだった。


病院は、家や施設で看られない、急性期の患者さんばかりだから、当然だけど、家庭とは雰囲気が違う。


入院直後の患者さんが、ずっとずっと大きな声で叫び続けている。


個室で施錠されているけれど、その声は全体に響いている。


いずれその方は落ち着くのだろうけれど、そうすると次の患者さんが入って来て、また同じ事が繰り返される。


職員さんたちは皆親切だし、季節の飾り付けがこまめに取り替えられたり、配慮されてはいるが、やはり家とは違う。


だから・・・・・


一刻も早く連れて帰りたい思いに駆られる。


忘れているかもしれないけど、慣れ親しんだ家で、周りの自然を眺めて、好きな音楽を聞きながら過してもらいたい。


早く、連れて帰ろう。


いつも、そう思いながら帰りの車を運転している。




でも、家に帰って一人になると、心配が山の様に溢れてくる。


どうやってオムツ替えるの?


お風呂は?


家に入る段差は大丈夫?


車に乗れる?多分、無理。


山の様な洗濯物が出るだろう。


ご飯もちゃんと食べやすいものを作らないと。


何より、赤ちゃんみたいに口に運んであげないと。


散髪はどうしたらいいのかな?


家に帰ったからと言って、急にそんなに落ち着く訳ではないだろう。


また、うろうろして行き場がなくなるかもしれない。


細かい事は別として、心配を整理してみると、次のようになった。


①仕事との両立が出来るかどうか。


②排泄の管理が出来るかどうか。


③身体的な不具合が起きた時にどうしたらいいのか。


④この一年、怠惰で楽をして来た私が、精神的肉体的にやっていけるのか。


⑤として、以前の様な不穏状態が起きる心配がない訳ではないが、これに関しては実はあまり心配していない。


最近の夫はとても素直に私の指示に従ってくれている。


と言っても、病院で過すほんの1時間の間の事なので、24時間を過してみるとどうなるかは分からない。


でも、あの以前の様な修羅場には、もうならないのではないかと思う。


楽観的すぎるかもしれないが。






そんな訳で、私一人、心の中であれこれ迷っているけれど、そんな事はつゆ知らず、Sさんは、いよいよ在宅へ、の方向で動き出した。


車いすは必要ですか?ベッドはどうでしょうか?


など、など・・・・・具体的に。



そして、お互い意見が一致したのは、在宅に戻った時に、以前の様にデイサービスに通うのではなく、基本は家に居て、ヘルパーさんを必要に応じて入れた方が、夫にとって良いだろ、と言う事だった。


今の夫は、変化が苦手だ。(と、思う)


何のために車に乗せられ、何処に連れて行かれ、行った先で何があるのか、さっぱり分からない。(だろう)


そんな不安を与えられるよりは、ずっと家に居るのが落ち着く。(と、思う)


介護保険のサービスを利用し、入院していた事を考えると、その分自費でも出せるなら、かなりのサービスを使うことが出来る、との事。


そして、近々ケアマネさんとの話し合いを持ちましょう、と言う所まで話が一気に進んだ。


ここで一つ問題が。


我が家がずっとお世話になっていたNホームさんは、小規模多機能なので、訪問サービスには向いていないらしい。


そうなると、また、新たなケアマネさん探しから始めなければならない。


私としては、どうせなら長くお世話になって、夫の事を良く分かってくださっているNホームさんにお世話になりたいと思っていたが、今後の生活を考えると、ここで別の道を探さなくてはならない様だ。




時期的にはちょうど良い。


来月になると、息子たちの仕事も一段落して、いろいろ手を貸してもらえるようになる。


Sさんとの話し合いの内容を息子たちに話した。


反対していた次男も、「まあ、とりあえずやってみれば。」と言う。


自分の反対で心を翻す様な母では無い事を知っている。








ここまで来たら、もう迷ってる場合じゃない。


「(ベッドを)空けておきますから。」と言われたSさんの言葉を拠り所にして、とりあえずやってみるか。


再びの在宅へ向けて、一歩踏み出してしまった。


まあ・・・・・・何とかなるだろう・・・・・







かえってくる





コメント

正直、難しすぎる決断だと思いました。
私の介護相手は義父なので、言ってはなんですが施設にお世話になるほうが楽です。
でも夫と置き換えると、それがなかなか出来ない。

その気持ちわかります。

ひたすら悲しい気持ちになります。
一緒にいたいです。愛しているから余計に。

こんな話するのもなんですが、万が一夫がアルツハイマーになれば、私は殺してあげます。
そういう話は何度もしました。
私達には子供がいないので身軽なものです。
一緒に死んであげれるかどうかが難しいところです。

うづきさん

こんにちは。コメントありがとうございます。

家族がこの病気になったその日から、人生は変わります。まして、頼り切っていた夫なら尚の事。

どんな道を選ぶも、自己責任において、ありだと思います。最悪に見える道が、当事者には最善と言うこともあるでしょう。一般的な価値観だけでは判断しきれない、残酷で過酷な病気です。完治の道が開けることを祈るのみです。

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