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いつでも里親募集中

半分

2週間が過ぎた。


何があっても一ヶ月は頑張ろうと決めていたので、半分が過ぎたことになる。


あっと言う間だった。


退院前に予想していた「穏やかな生活」が送れている時間はほんの僅かである。


ただ、このほんの僅かな時間が、私に最高の幸せと至福の喜びをもたらす。


入院中は決して見られなかった「良い顔」も見せてくれる。


それは、笑顔ではないけれど、もし夫が病気にならないで年を重ねていたら、きっとこんな顔をしているのだろうと思えるような顔だ。


隣に座って、そんな夫の顔を覗き込む私は、心からの幸せに満たされ、つくづく連れて帰ってきて良かったと思う。


だけど、そんな至福の時は、直ぐに過ぎ去ってしまう。


次の瞬間、夫に悪魔が降りてくる。


形相が変わり、○△□#$・・・・・と、言葉にならない声を上げて殴りかかってくる。


全くの予想外の展開に、初めの頃は、驚き、ショックを受け、やはり家で看ることなど無理だったんだと思ったが、そんな時も、「一ヶ月、一ヶ月」と呪文の様に唱え、一日を過した。


実際、自宅とは言え、夫にとっては新しい環境なので、ほんの数日で結論を出されて、再び病院へ入れられるのでは、あまりにも可哀想だ。


私の身勝手に翻弄されただけの事になる。


そんな風にしながら2週間が過ぎて、今感じていることは、やはり連れて帰ってきて良かったと言う事だ。


思うに任せぬ夫ではあるが、いつも傍に居る、共に家で暮らしている、話しかける相手が居る、暖かい身体のぬくもりを感じることが出来る、と言う事の素晴らしさに魅せられている。


そして、どうやら私は、そんな夫との生活に慣れてきた様だ。


予想だにしなかった生活に、初めの頃は、心が着いて行けなかった。


こんなはずじゃなかった・・・・


何でまたあの頃の生活に戻ったんだろう・・・・


そんな納得の行かない事実に、生活の何もかもが翻弄されてしまった。


大きな挫折が避けられて、とりあえず目標の半分まで来られたのは、周りの方々の並々ならぬ協力があったからだ。


ケアマネさんは、何度足を運んで下さった事だろう。


そして、こんな風な人のケアに当たるのが初めてのヘルパーさんたちも、いつも笑顔で接して下さる。


また、当初、介護保険と併用できないから行けないと言っていた病院からも、訪問看護が入っている。


認知症の訪問看護が実現したのは、初めてのケースらしい。


ワーカーSさんが奔走してくださったお陰だ。


そんな方々に大きく支えられて、目標の半分までたどり着いた。




そして、私自身も、そんな夫との付き合い方が、当初よりは上手になった。


悪魔の降臨には、正直参る。


ヤツのうなり声は、毛穴から全身に入り込み、五臓六腑に染み渡る。


勘弁してほしい。


当初は、それを真正面から受け止めようとしていたので、気持ちが折れた。


ボキボキに折れた。


そんな時、ランちゃんパパが教えてくれた。


「向かってくる風を、正面から受け止めずに上手に受け流して。

百戦錬磨のご主人は、ほっぽっといても、大丈夫。 」


ありがたい言葉だった。


他にも、多くの応援を頂き、心から感謝しています。


明日はどんな気持ちでいるか分かりません。


ただ、今の私は、当初よりは少し元気が出て、背中の悪魔を無視しながら、PCに向かう余裕が出来たのです。





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