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いつでも里親募集中

入浴

夫は、退院以来一度もお風呂に入っていない。


まずは家に落ち着く事が一番の目標だったので、周りの雑多な事までは頭が回らなかった。


食べて、出して、眠る、


この、人間として基本的な事が上手く行くことだけを考えていた。


お風呂なんか一生入らなくてもいいや、とも思った。


そんないい加減な奥さんをみかねたからどうかは分からないけれど、周りが動いてくれた。


退院17日目の昨日、病院から男性看護師さんを入れて二人の訪問があり、それに合わせて、ケアマネさんやヘルパーさんなど、総勢8名が我が家に集結した。


気合とやる気と期待に満ち溢れた空気だ。



自分のために、こんなに沢山の人が動いてくれていることなどつゆ知らず、


遅い昼ごはんを食べ始めたばかりの夫は、最高に悪い状態を皆さんに披露するところから始めた。


なんでかなぁ・・・・・?


車いすに座ってテーブルに着いた夫は、最高にご機嫌斜めで、大きな声を上げて怒り、スープの入った皿をひっくり返した。


もし、私が一人だったら、心が折れて、悲劇が起きていたかもしれないほどの体たらくだった。


でも、不思議なもので、こんなに酷い状態を目の前で見ても、何故か、皆でいれば怖くない。


私の心の中のショックが、大きく大きく軽減されているのを感じた。


介護を一人で抱え込んではいけない、一人では絶対に出来ない、と言われる訳だ。





それはさて置き、この様な状態の夫をお風呂に入れるのは、無理かもしれないと思ったが、そこはプロの集まり、


病院の看護師さんの指導の下に、若い男女のヘルパーさんが二人で、夫を17日振りに浴室へ誘うことが出来たのだ。


湯船に入ることは出来なかったけれど、頭から足先まで、夫はピカピカになって上がってきた。


元々お風呂好きだった夫は、きっと気持ちの良さを感じたことだろう。


いい香りがしている。


メグちゃんが美容院から戻ってきた時と同じだ。





こうして、多くの方々の支援を山ほど頂きながら、困難極まる在宅介護も、一歩一歩進んでいるのだ。


皆様、ありがとう!










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