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いつでも里親募集中

日本昔話

昔昔、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは、山へしば刈りに行きました。おばあさんは、川へ洗濯に行かずに、おじいさんに着いて山へ行きました。 「おじいさん」が、迷子になったら大変だからです。



我が家の直ぐ裏には山があり、家の前には川が流れています。
ヒロくんがデイに行かない日、私達は冒頭に書いた様に、山へしば刈りに出かけます。

目的の一つ目は、薪ストーブの燃料集めで、もう一つ最大の目的は、ヒロくんのメタボ対策です。もともとスリムなヒロくんなので、そんなにメタボを気にするような体型ではないのですが、それでも最近の生活はどうみてもエネルギーの需給バランスが崩れています。

田舎暮らしと言うのは、とても健康的な反面、実は生活の中で歩く機会が無いと言う欠点を伴っています。

何しろ一番近いコンビニへ行くのも、車に乗らないと行けない。つまり、都会での生活と違ってちょっと歩いて用を足すと言う事がないのです。

まして犬のお散歩がなくなってしまった今は、意識して歩かないと、メタボになる、足から弱ってゆく、と言う心配があるので、雨が降らない限り、私達は落ちている薪を拾いながら小一時間ほど、のんびりと裏山を歩く事にしています。

初めの頃は、両手で持てるだけの小枝を拾っているだけだったのですが、ある日ふとひらめいて、ホームセンターに行ってみると・・・・あったあった!私の欲しかったものが・・・

次の日から、ヒロくんは竹で編んだ大きな籠を背中に背負って山を歩く羽目となりました。これで、どうみても昔話に出てくるおじいさんです。フフフ・・・・面白い。




「おじいさん」は、少しも嫌がらずに大きな籠を背負って山を歩いてくれます。とても使えそうにない太くて長すぎる枝を手にとって見たり、地面にしっかりと張り付いている大木の根っこを一生懸命引っこ抜こうとしたり、道から反れて山の斜面に入っていったり、「おじいさん」は、やはり目が離せません。

それでも、「おばあさん」は、そんな「おじいさん」と一緒に山を歩くのが大好きです。周りに気を使わなくてはならない人が誰も居ないから、とても気分が穏やかで居られるからです。「おじいさん」だけを見ていれば良いからです。

時々、二人は立ち止まって、「ここでクロちゃんが座り込んだね。」とか、先日死んでしまった犬の思い出を話したりします。


「おじいさん」は字がかけません。時計も読めません。100-7も分かりません。


でも、そんな事・・・・・もう・・・・どうでも良いや、って思える「おばあさん」でした。


おしまい

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忘れても幸せ

「忘れても幸せ」は小菅もと子さんの本の題ですが、
失うものを嘆くより(もちろんつらく悲しいけれど)
今の幸せを享受することも大切ですね。

薪拾いの山歩き・・・至福のときですね。

あたたかい....

とても あたたかいお話を読ませていただいて
こちらまで、幸せな気分になりました。素敵です。


mikiさん、おんせんたまごさん

「忘れても幸せ」
読んでみたくてネット注文しました。

何が幸せかって、それぞれの心の中にあるもので、外からは窺い知れないのかも知れませんね。

あたたかいコメントを頂いて、ますます幸せを感じました!

「忘れても しあわせ」は認知症の啓蒙活動を意識して書かれた本なので、プライバシーもかなりオープンに書いてあります。
勇気ある出版です。
「折れ梅」という映画の原作本になっています。

こういう活動の積み重ねで今がある、と考えていただければ・・・

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