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いつでも里親募集中

骨折かも騒動が落ち着いた夕方4時頃、私はワーカーSさんと漸くゆっくりと話すことが出来た。

夫の様子を話し、色々注意点を教えてもらったりした後、Sさんは言った。


「奥様は、大丈夫ですか?」


私は、骨折騒動ですっかり置いてきぼりになっていた自分の気持ちを思い起こした。


後一週間で、退院一ヶ月になる。


身体介護が大変だけど、夫と二人穏やかな生活が出来ると信じて疑う事無く始めた在宅介護だったが・・・


もっとも、今思うと、そんなに能天気に考えていたのは、多分私だけで、病院関係者、介護関係者の方々は、おそらく今の現状をある程度予想できていたのではないかと思える。


だから、「一大プロジェクト」だったり、密かな期待を寄せられたりもしたのだろう。


今頃、自分の軽さに呆れてしまうが、夫を退院させた事を後悔したことは・・・・






一度もない






夫のご機嫌によって、私の心もかき乱され、病院に居たほうが幸せだったのかと、思った事がないでもないが、どんな瞬間があったとしても、共に家で暮らせる喜びが、何物にも勝る。


一年間、私の生活は、本当に楽だった。


自由が利いて、自分の思い通りに動くことが出来た。


だけど、心はいつも目の前に居ない夫に縛られていた。


楽に暮らしながらも、何処か空虚な感じが否めなかった。


今、一歳児並みに手のかかる夫との生活が復活して、目の前の生活は本当に大変になった。


とても疲れている。


だけど、奇妙な充実感で満たされているのも事実だ。



何よりいつも一緒に居られる喜び、共に家で暮らせる喜び、


この世に、これに勝るものなどないような気さえしている。





Sさんには、思っていることを伝えた。


Sさんは、力強く後方支援の約束をして下さった後、こう言って電話を切られた。


「ご主人は、本当に幸せだと思います。」





休息モードに入って3日目、夫はまだ起きる気配が無い。


まるで、私に充電の時間を与えてくれている様だ。



ねんね





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