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いつでも里親募集中

0歳児

戸棚の奥から、埃を被ったミキサーを出した。

冷蔵庫の残り野菜をたっぷりと刻んで作った野菜スープ。


前回の帰宅時には、毎日毎日このスープを飲んでいた。


嫌いだったニンジンも、文句一つ言わず食べてくれた。


今回も、同じものを作る。


だけど、最後の仕上げにひと手間増える。


ミキサーの登場だ。


最後にいつ使ったのか分からないくらい、料理に手をかけなくなって、何年が過ぎたことだろう。


でも、ミキサーは、律儀に動いてくれた。


どろどろの野菜スープの完成だ。



夫の食欲は、完全に回復している。


おそるおそるゼリーを食べさせてみたのは、ほんの2日前のことだけど、もう、既に何でも食べそうなほどの食欲を見せてくれる。


一日三食などと言う、世間のルールなど、もはや夫には関係ない。


食べたい時に、食べたい物を、何度でも食べればよい。


ただ・・・・今度、誤嚥したら・・・・終わりだ。


小さなスプーンで、一さじずつ、口に入れる。


喉元をしっかりと眺め、ゴックン、を確かめる。


今のところ、優等生だ。


自前の歯も健在で、カチカチと噛んでいる。


その内、肉でも食べられそうな気がする。


これまた、何年ぶりかに、土鍋で炊いたお粥と、どろどろの野菜スープを、夫の口に運びながら、これは正に離乳食だと思った。


30年ほど前に、せっせと赤ちゃんの口に運んであげていた離乳食と寸分変わらない。


そんな事を思い出しながら、寝たきりの夫の介護をするのは、不思議な楽しさがある。


とうとう、0歳児になったか・・・・・


でも、違いは、やはり、身体の大きさだ。


寝たまま状態の、この大きな赤ちゃんのオムツの替え方が、未だ分からないで困っている。















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112の母

母は112歳になります。

100歳の頃は激しい俳諧を繰り返し横浜、川崎、相模原、町田、八王子、多摩市の警察署では有名になってしまいました。その母も112歳の今、本当に赤ちゃんのように私の作る離乳食を一さじ一さじゆっくり食べてくれます。
きっと80年昔は私にこうやっておもゆを食べさせてくれたんだなあと思うと、母の食事の手をぬくことが出来ません。
あなた様のお書きになられたお文を、人ごとと思えず老女の手習いで覚えましたメールとやらをお送りしてみました。
母は現在、家で過ごしております。時々見える若い友達が、黒田節を母のために歌ってくれます。
母のふるさとの「桃太郎の歌」も歌ってくれます。
すると、心なしか笑顔になるような表情をして暮くれます。

わたくしは思います。
どのような状況になっても母は、何でも知っているのではないか、と。
きみか、そういうことはいけないよ、と言われているような気がすることがあります。

ご主人様とのひととき、お大切になさってくださいませ。    かしこ

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