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いつでも里親募集中

夫の行動範囲が広がった。 もちろん、自分で動く訳ではない。


夫が、元気になって来たのは、喜びではあるが、少し前から、一つ疑問があった。


身体に悪いところはない、食欲もある、


なのに、このままベッドで寝たきり?


初めのころは、ベッド上の穏やかな顔に騙されて、このまま寝たきりでも構わないと思っていた。


苦悩の表情で歩き回っていたほんの少し前のことを思うと、たとえ寝たきりでも、本人に苦しみが無ければ、そっちの方が、ずっとずっと良いと思っていた。


だけど・・・・元気回復してきた今、夫はこのまま一生このベッドの上で過すのだろうかと、疑問が湧いて来た。


最高級の、体位変換機能付きエアマットではあるけれど・・・・


退院の数日前から、病院で車いすに座る訓練が始まっていた。


一日2時間くらい座っていた。


だけど、ベッドから車椅子に移動させられる時は極端に嫌がり、怒り、また座っている時より、寝ている時の方が良い顔をしていた。


私の希望は、何を置いても、夫が良い顔をしていてくれる事なのだ。


だから、家に帰ってから、一度も車椅子を使うことはなかった。


念のため借りていた車椅子は、すっかりメグちゃんに占領されていた。






昨日、再退院後初めてのサービス担当者会議があった。


前回の退院前に一度集まって以来だ。


メンバーは同じ。


話しが一段落したところで、私は、夫がこのまま一生ベッドの上で過すことへの疑問と、車いすに座らせてみたい希望を話した。


Iさんが言った。


「今、人が沢山いるからやってみましょう。」


Iさんは、本当に行動が早い。


頼んだことは、直ぐに実行してくれる。


ついでに、時間にも正確だし、何かをうっかり忘れた事が一度も無い。


優秀な仕事ぶりだ。見習わなくては。


そんな訳で、夫は、沢山の人の手を借りて、初めて車いすに座ることが出来た。


やってみると、以外に簡単。


しっかりと座位が取れる。


会議が解散して、皆さんが帰った後も、Iさんは暫く残ってくれた。


夫をベッドへ戻すのが、私一人では出来ないからだ。


3人で食卓を囲んで、夫にお八つを食べさせた。


夫は、意欲満々でゼリーを2個食べて、ストローでジュースを飲んだ。


落ち着いた穏やかな表情だ。


私は、気を良くして、もっとこのまま居させたいと思ったけれど、Iさんが言った。


「ずっと寝ておられたから、座っているのは、凄く疲れると思いますよ。30分位にしておいたほうが良いでしょう。」


そして、


「万一、立ち上がろうとして転倒したら危ないから、絶対に一人にはしないで下さいね。

そして、奥さんが一人の時も、何かあったら危ないから、車いすを使うのは、他に人がいる時だけにしてください。」


残念だけど、とりあえずIさんに従うことにした。











一夜明けて、今日。


あおいいす
メグちゃん、ゴメンネ。


あしほそ
一ヶ月、寝たきりだったからね。


テレビを見せた。
てれびをみる


じっと見ている。
てれびをみる2


なつかしのバカ殿様のDVDもつけて見た。
とおると


外の景色も見せた。
sotonokeshiki.jpg


緑が目に入っただろうか。
そとをみる


風を感じてくれただろうか。
そと



午後の大半を、車椅子に座って、リビングで過したことは、Iさんにはしばらく内緒にしておこう。


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6年ほど前からまだ50代だった母がアルツハイマーになり、それ以来このブログをいつも読んでいました。
今日の写真を見て、なぜか涙が止まりません。
本当にひどい残酷な病気で、私も私の家族も、そして誰よりも私の母がたくさん傷ついてきた6年でした。
母は今も混沌としたひどい状況です。
でもあと数年経てば、こんな穏やかに過ごせるようになるのかと、変ですけど少しだけ希望というか、明るい気持ちになれました。
穏やかな日々が少しでも長く続きますように…

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