誰もがビックリする夫の変化に、周りは大忙しだ。
ベッドから食卓へ、移動するためだけの目的で借りた第一号の青い車いすは、早くもお役ごめんとなった。
日中、車椅子に座って過す時間が長くなった夫には、もう少し座り心地が良い車椅子が必要になったからだ。
相変らずIさんは、やることが早い。
早速、新しい車椅子が入った。

オプションで借りたクッションは、骨々の夫のお尻をも優しく包んでくれる。
ヘッドレストとリクライニングのお陰で、長時間座っていても大丈夫そうだ。

これで、日中の大半をリビングで過すことが出来そうだ。
ご機嫌で居てくれたら、さらに良い。

ベッドの柵も変えてもらった。
5センチ高さが高くて、カバーが掛かっているので、掴みにくくなっている。

今日は、2回目の訪問入浴もあった。
今回は、少々ご機嫌斜めで、大きな声が聞こえてきたけれど、無事に入れてもらった後は、しばらくベッド上で気持ち良さそうな顔をしていた。
1回の費用は、2,000円位らしい。
いつも思う。
介護保険の制度とは、なんてありがたいことだろうか。
至れり尽くせりで、申し訳ないと思う。
我が家は、ほんの一割の負担で済んでいるけれど、残りの9割りは、保険料を使わせて頂いている事になる。
財源も逼迫しているとの報道だ。
何でもかんでも、「安く使える」からではなく、どうしても必要な事、本当に困っている事、だけにしなくてはならないと思う。
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