FC2ブログ

プロフィール

Author:momo


最新記事


最新コメント


最新トラックバック


月別アーカイブ


カテゴリ


FC2カウンター


フリーエリア

いつでも里親募集中

新生活

体験入居4日目、初めて面会に行ってみた。


人間、「慣れている」状況にいると言うのは、とても安心感があるが、逆に「慣れていない」ことをするには、不安が伴う。


新しい環境になった夫は元より、面会に行く私にも同じ事が言える。


慣れない道のりの運転。


手を洗う場所も、面会票の書き方も。


そして、初めて出会う人たち。


妙に、今までの病院が懐かしく感じられたりもする。


そんな、ある種のドキドキ感を持って初めての面会に臨んだ私に対して、当の夫は・・・・


あまり変化を感じていない様に見えた。




今日の夫のご機嫌は、あまり良くなさそうだ。


私がホールに到着した時、車椅子に座った夫の背中を、職員さんが一生懸命さすって、何やら話しかけている所だった。


夫の眉間には、中程度の皺がより、じっと目を閉じている。


この顔の時は、どんな努力も報われないのだ。





相談員のOさんや、現場の職員さんに話を伺う事が出来た。


夜は、ベッドではなく、床に敷かれたマットレスで、良く眠っている。


マットレス上で、体があちこち動く事はあっても、マットから床へ落ちる事はない。


低い位置から車椅子への移乗が難しいかと思っていたが、女性二人で出来ている。


食事は勢い良く食べる。


眉間の皺が寄っている時もあれば、穏かな表情の時もある。




職員さんが言われた。


「トマトがお好きなんですか?トマト、と言う言葉に反応されます。

また、お食事の時に、食べる順番があるらしく、違う時はこう(顔をしかめる)されて、当りの時は口を開けられます。

だから、お食事の介助がとても楽しいです。」


別の方は、

「釣りがご趣味でしたか?時々、手を動かす仕草が、釣り竿を投げているように見えるので、釣りがお好きだったのかと思ってました。」



なるほど・・・


色んな見方があるものだと思った。




今の所、介護の面で、困っている事は無いとの事。


これなら上出来のスタートだろう。


認知症の人は、環境の変化に敏感だと言われている。


それが大多数の人に当てはまるのだとすると、夫の場合、またしても例外なのではないかと思う。


それとも、そんな時期を通り越したと言えば良いのだろうか。


私の目には、居場所の如何に関わらず、「今」機嫌が良いか、「今」悪いか、どちらかであって、それは夫の脳の中身が決めているのだと思える。


もちろん、敵意のある対応がなされれば、それは敏感に通じると思う。


だけど、ある程度の質が確保されていれば、そこから先は、本人次第。


どんなに素晴らしい環境を用意して、誠心誠意尽くしても、ダメな時はダメだ。


かと思うと、ふっと穏やかになる。


笑顔のサービスまでしてくれる時もある。







とりあえず、順調に始まった新しい生活。


夫のご機嫌は、思うに任せないけれど、病院で着ていた青いつなぎではなく、お気に入りのブルーのポロシャツを着ていてくれるだけでも、私の気分は良い。


車椅子の安全ベルトは、同意書を記した上で、締めているけれど、ベッド上にあの見慣れた太い拘束帯がないのは、さらに気分が良い。




DSC05あsんしん281




お部屋の冷蔵庫に、夫の好きな果物を、たっぷりと仕込んで帰って来た。





コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

無事におひっこしができて良かったですね。
いつもmomoさんのブログを拝見しながら夫の将来をあれこれ考えてしまいます。夫も今の段階でもういきなりダメな時になってしまいます。そうなるともうお手上げ状態です。
今の彼はそんな自分がいやで「はやく死んでしまいたい。」と言ってますが、やがてそれも言えなくなるんだと思うと、すごく切ないです。
だからmomoさんの本音トークは心の底から共感できました。
なんて暗いことばっかり考えてもきりがないのでお互いに楽しいことをいっぱい見つけて春の到来を待ちましょう。ご主人毎日ご機嫌な日が続くと良いですね!(うちも・・)

無事にお引っ越しが済んでよかったですね。
新しい生活のスタートも、順調なご様子でなによりです。

拘束帯のない生活。。なによりです。
うちの主人も一時拘束帯をつけたときがあります。
主人のあまりに悲しいせつない姿に、涙する私に担当の男性看護師さんも、涙しながら面会時だけ拘束帯をはずしてくれた事を
思いだしました。

ご主人様が、新しい場所で、ず~とおだやかに生活できるといいですね。 

我が家の主人もお陰様で、安定して過ごしています。
今日は、面会時「おと~さん。。会いたかったよ~。」と、頬ずりしてみると、にた~~と笑ってくれうれしくなりました。


そんな笑顔を、一度でも多く見たくてちょっと疲れた日も 
せっせと会いにいくこのごろです。

季節の変わり目ですが、おたがいに元気なかあさんで
、大好きなとうさんを、ささえていきましょう!!

ルッコラさん

こんにちは。

ブログ、いつも拝見して、ご主人様の苦悩、懊悩が、過去の夫と重なり、心痛めています。

また、筆舌に尽くしがたいご心労を抱えながらも、冷静な前向き思考を失わないルッコラさんの頑張りは素晴らしいです。

どうかこれ以上ルッコラ家に悲しい出来事が起こりませんように、と祈っていますが、もし神様がいるとしても、私の願いを聞いてくれたためしがないので、なんとも頼りない当てにできない祈りです。

日本とは違う法がある国に、今更移住できない以上は、頑張って生きてゆくしかないですね。

周りの心優しい人に、「こんなに頑張っているんだから、これ以上頑張らなくていい。」と言っていただいた事、度々ですが・・・

いやぁ~・・・やっぱり、頑張るしかないでしょう。





とりあえず、お互い、セラピードッグをお供に、今年の桜を愛でる、

こんなささやかな目標は如何でしょう。

隣に旦那様の姿があれば、さらに良し、と言う事で。
(あ・・うちは、無理か・・・)


おんせんたまごさん

お久しぶりです。

ご主人様、すっかり落ち着いて過されているご様子、本当に良かったですね。

頬ずりに、にた~~・・・・何とも素敵なプレゼントでしたね。どんなに疲れていても、こんな嬉しい事があると、元気百倍、ついつい期待して、毎日毎日同じ事をしてしまいそうですね。

この穏かさが、ずっとずっと続きますように!我が家も後に続きたいです。

どうぞお元気で!

【犬の10か条】 
犬の立場から飼い主にしてほしいと願う事柄を述べています

1、私と気長につきあってください。
2、私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3、私にも心があることを忘れないでください。
4、言うことをきかないときには理由があります。
5、私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかってます。
6、私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
7、私が年を取っても、仲良くしてください。
8、私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
9、あなたには学校もあるし友達もいます。でも私にはあなたしかいません。
10、私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。

こんばんは。
久しぶりに、お邪魔します。

冒頭の文章は 勿論、私の言葉では有りません。ただ、これを読んだ瞬間、アルツハイマーの主人と重なってしまい ちょっと切なくなってしまいました。

人間とわんちゃんとは 若干違いますが(当たり前)でも、何だか通じるものが 沢山有るような気がしてmomoさんにも、読んで欲しいなぁと思い コメントさせていただきました。

〇ふくちゃん さん

こんにちは。

以前から、メグちゃんと夫に相通じるものを感じていました。

雷に怯えるメグちゃんを見ていると、夫もきっと何だか分からない恐怖に苛まれながら生きてきたんだろう、また今もそうなんだろうと思い、本当に切ないです。

いくら、言葉で説明しても、理解させてあげる事が出来ないのは、こちらも悲しいですね。




10か条、心に染みます。


3と5は、全くその通りです。世間で思われているように「何もかも分からなくなった人」ではなく、逆に感性が鋭くなって、「何もかも見透かされている」気もします。尊厳を持って接しないと、後から全部自分に返って来ます。


8もそうですね。平均年齢が80を過ぎているからと言って、あと20年あるとは思えません。

既に、0歳児まで行ってしまった夫が、あとどの位生きていられるのか分かりません。最期の時は、もしかしたら直そこに迫っているのかもしれないと思います。だから、私も出来るだけ一緒にいたいと思っています。


9が一番堪えます。

私には、充実した仕事もあるし、一緒に遊びに行く友達もいる。夫が病気になったからこそ、知り得た喜び、友人もあり、そこから何かを得て、自分の人生に活かして行く事が出来る。

それは、私が「認知症」に罹っていないで、自分の頭で考える事が出来るからです。

だけど、夫はそんな何もかもを失って・・・・ずっと前から「私」しかいない。「私」だけを頼りに生きてきたのです。そんな切実な想いをもっと汲んで上げたかったと思います。

だから・・・10番。私の手で天国へ送ってあげたいと願います。




素敵な10か条、教えていただいてありがとうございました。

〇ふくちゃんさんとご主人様が、穏かに過してゆかれる事をお祈りしています。





ご主人、無事にお引越しされたんですね。
まずは順調な新生活をスタートされたようで、momoさんも少しホッとされたのではないでしょうか。

↑の10箇条 有名ですね。
わんこだけでなく、人間にも当てはまる部分が確かにありますね。
読むと切なくなるけれど・・

私は、どちらかと言うと常に自分中心の介護で
主人には淋しい思いや不満を抱かせていると思うのですよ。
ですが、このスタンスを崩すつもりはなく いつまで続くかわかない介護生活を維持していく為に必要なのだと思うことにしています。
負のスパイラルに陥ることのないように、なんとか生きて行かなくては・・と思うばかりです。

まっちさん

こんにちは。

先日、裏山から花粉の大群が黄色い帯になって飛んでゆく様は、圧巻でした。TVよりも凄い!自然環境抜群の我が家です。

そんな訳で、体調は良くありませんが、私も自分中心の生活なので、何とか生きています。

木々が芽吹き、心躍る季節なのに、この花粉何とかならないですかね。

空気清浄機が活躍して花粉の影響が少ない、主人のお家は快適ですよ。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |