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いつでも里親募集中

決めた事は、実行に移せば良いだけだ。

本当の事を言うと、その後も心の微弱な揺れはあったけれど、決めかねている時と比べると、格段に気持ちは楽になった。


お引越しに当って、いくつかの手順があった。


Aホームの相談員Kさんは、まず夫の状態見に行きたいと言われた。


それを実現する前に、私には気が重い仕事があった。


Vホームの相談員Oさんに、別のホームへ移りたい旨を伝えなくてはならない。


病院から紹介されて、1ヶ月間、安い料金の体験入居をしてもらう、と言う特別な配慮を受けながら、最終的には、在宅へ戻るならまだしも、別のホームへ行く、と言う結論は、少々伝え難い。


だけど、私のそんな気の回し方は、全く杞憂で、Oさんは、快く、私が出した結論を受け入れてくださり、万一、やってみてダメだった時は、もう一度いつでも相談に乗る事を約束してくださった。


良かった。


これで、少し気が楽になった。





数日後、私は、KさんとVホームで待ち合わせ、一緒に夫の元へ向かった。


夫は、とても穏かな良い顔をしていた。


Kさんは、夫に問いかけた。


「今度、おうちの近くにお引越しして頂く事になったのですが、宜しいですか?」


夫は、小さく頷いた。


どこまで分かっているのかは不明だけど、Kさんにはこれで充分な仕草だったと見える。





それから2日後、正式契約を交わした。


心の揺れが完全には払拭出来ない中、どんどん事が進んでゆく。


夫の新しい部屋は、3階の角部屋だ。


窓の外には、見慣れた景色が見える。


用意しなくてはならないものが一杯ある。


寝具や車椅子も、自前で調達しなくてはならない。


必需品は洗濯機だ。


部屋に置いて、そこでヘルパーさんが洗濯をしてくれて、ベランダに干す。


それなら、名前を書かなくても、他の人のものと間違えることもない。


部屋には、お風呂とトイレが付いている。


夫が、それを使う事は無いかもしれないが。


それから、まるでお飯事の様な小さな小さなキッチンもある。


見渡してみると、この一室で生活が完結する。


色々運び入れていると、まるで新婚所帯を準備している様な錯覚に陥り、その場には不似合いなちょっと浮き浮きした気分になった。




15日、月曜日。


私と夫の36年ぶりの新(婚)生活が、この部屋で始まる。







おへやはいれる
どうかなぁ?




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