午後のひと時。
ホームのお庭にお散歩に出ることにしました。
メグちゃん、行こうね。

お父さんの膝の上がメグちゃんの指定席です。

エレベーターに乗って一階へ。

外は気持ちが良い。

花の香り、風、車の音、夫は、きっと何かを感じているはず。
元々、アウトドア派の人だもの。

夫の膝の上に、メグちゃんが乗った車椅子を押すのは、何だかとても気分が良い。

すれ違う人が、皆、膝の上のメグちゃんを見て、笑顔になります。

「大人しくっていい子ね」なんて言われちゃうね。


でもメグちゃん、お手々が疲れるでしょう?

偉いねぇ


偉い偉い



でも、そろそろ疲れたでしょう。

お部屋に帰ってお八つにしようか。


お部屋に帰って、アイスクリームを食べました。
勢いが良いので、
ゆっくりねと言うと、
わかったと答えてくれました。
アイスがほんの少し残ったカップは、メグちゃんへのご褒美です。
看取りまでしてもらえるし、往診医はmomoさんの思いをわかってくださっているし、安心な状況が整いましたね。
ここ4~5年の疾風怒濤の辛い辛い時期のすえにたどりついた環境ですものね。
辛さを忘れられるくらい、あるいは記憶が薄らぐくらいの日々がどうぞ続きますように!
ひとごとながらとてもとても嬉しいです。